lightの群青の空を越えて攻略完了<挨拶

c9812ab2.jpg


燃えや起伏のある展開を求めている人は回避推奨。
戦争という題材ならではの盛り上がるシーンを尽くカットされて泣いた。
戦闘が淡泊。描写少なめ。燃えません。不完全燃焼。
というか、ルートによってグリペンや戦闘は空気なので要注意。

以下ネタバレ感想。
俺が求めていたものとは少し違った。
俺は熱いドッグファイトやライバルやエース、ヒロインとの戦闘、
明確な悪役や狂気キャラの登場、壮絶な死亡シーンや仲間内での裏切り等、
思想重視より娯楽として盛り上がるような話が見たかったんだよね。

貴子と美樹の因縁のバトル、主人公の極秘任務シーンあたりは絶対盛り上がると思うのに何で省略するんだ…。
エンターテインメント的に失敗してると思う。
ぶっちゃけ、地図・用語説明もない作戦や軍事ネタとかされてもどうでもいいんだよね。
ミリオタじゃないんで、専門用語連打はきつかった。
政治・経済関連も架空ネタなので微妙。
肝心要の円経済圏理論も全く共感できない。

また、エンディングがどれも尻切れトンボ。
特に、後ろの2ルートとグランドはひどい。
美樹ルートもあっさり終わるので、全体的にかなり消化不良感があった。

ヒロインや主人公も圧倒的に魅力が足りてない。
主人公は視点変更しすぎで感情移入は無理。
若菜や加奈子なんかはむしろイラッとすることが多かった。
及第点は美樹くらいかな。
メインヒロインより貴子や恵美の方が断然魅力的に見えるのは仕様です。
やっぱり戦争ものは大人のお姉さんの方がいいね。
お子様なヒロインはイラネ。

脇役も掘り下げ不足。
キャラたってたのはトシくらい。次点で小隊長。他はあかん。
後半の死亡シーンはキャラ立ってないし、あっさりしているので、何も感慨が湧かない。
というかせっかく盛り上がりそうな見せ場の死亡間際のシーンを全部はしょるとか意味がわからない。
あっさり死んでいくのは、戦争はドラマもなくあっさり人死するという意味でいいとは思うけど、
それをすべてのシーンで当てはめるのはどうかと思う。
戦争ものの見せ場ってどう考えても、死亡シーンや死後の各々の反応なのになあ。

余談だけど、どのエンドでも主人公が死亡しないのも気になった。
これだけBAD展開ならラストに主人公やヒロイン死んでも、
全然問題なかったのに、あえてそれをしなかったのもなんだかなあ。
加奈子ルートのトシェ…

前述したけど、テーマを先行し過ぎて、娯楽としての楽しみが足りてないのが残念だった。
それでも、加奈子ルートの死亡ラッシュや各人の理想と現実、トシェ…等、
見どころや目が離せないシーンも多かった。

ただ、俺の中では若菜→加奈子ルートがこの作品の絶頂期で、
それ以降は下降したまま浮上せず終わってしまったのが残念。
後半のルートはどうしてもライターの主張が先行し過ぎて、はなにつく。
というか最後らへんは綺麗事すぎて受け付けなかった。