アリスソフトの闘神都市III攻略完了<挨拶

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節子…それ、闘神都市Ⅲやない。ナクトの茶番劇や!
ネタバレ&毒舌注意。


まず、ナクトが色々とひどい。
やめろー⇒ルールで失格になるにも拘らず闘神or参加者に挑む⇒止められる
何回このパターンをやらかすのやら。
まるで学習しない。
単細胞にもほどがあるだろ…。
というか主人公のナクトは完全に出るゲームを間違えている。
何故か闘神大会勝利後のエロが、
全部相手と合意の和姦しかない時点で何かがおかしい。
闘神都市といったら凌辱だろー。レ○プだろー。

前作の忍者くらい想い合ってるパートナー登場させて
強引に処女奪う展開は必要だろうに。
魅力の欠片もない主人公に、
ご都合展開で何故か簡単に股開く尻軽ばかりで萎えた。
さらにはテンションあがってくる凌辱行為の途中で毎回横やりする主人公にピキピキ。
エロはこんなんばっかりなので、全く勃たないどころか余計に萎んだ。

後、せっかくレ○プしたいくらい鬱陶しいキャラ(シャリー・ナナ・リココ等)がたくさんいるのに、
そいつらの凌辱、輪姦がないとかなんでやねん。
後半に今までのイライラを解消させてくれるくらい、
スカっとさせてくれる惨たらしいエロがあるから、
あえてうざいキャラ設定にしてると思ったらそんなことはなかった。
全然犯りたりなくてため息が下がらなかった。

大会の敗北時に羽純凌辱は存在しないし、
無償奉仕の際に、桃花や羽純の凌辱シーンがないなんてそんなばなな。
ⅠやⅡやってるから、そういう展開があるとてっきり勘違いしてしまった。
むしろ闘神大会後の1年の間に、
桃花や羽純が犯されてないのはありえんでしょう。
再会時にレメディアのクリスタルの色が青になってるとか
羽純や桃花、アザミがⅡのセレーナみたいな扱いになってるとか、そのくらいしてほしかった。
脇キャラのマニだけ連れ去られた後、
しっかり凌辱されまくってるところをみると、尚更ご都合感が否めない。

しまいには、あまりにもあっさりと羽純が
主人公の元へ精神復活して返還された時は空いた口が塞がらなかった。
なんだかナクトにペナルティーが無さすぎて、見ていてつまらない。
人質が山ほどいるんだから、何人か悲惨な展開があってもよかったのに。
前作と比べると、主人公がどの場面でも完全に孤立しないから、
悲壮感や覚悟、絶望度、精神ぶっ壊れ度が全然足りないんよ。

というかナクトやヒロイン達が酷い目に合うのを期待してしまうほど、
主人公達の魅力が皆無だった。
Ⅱのシードと葉月の時は、二人ともどうにか幸せになってくれーと
やきもきしながら手に汗を握ってプレイしていたのになあ。
あの緊張感は何処へ行ってしまったのだろうか。

日和主人公とか闘神都市の美味しい設定が台無し。
結局、ナクトは口だけで実際にやってることは他の参加者と同じで、
勝利後は相手のパートナーをきっちり犯してるからなあ。
前作のシードみたいにエロは事前に犯すか犯さないかの選択肢形式にしてほしかった。
そうじゃないと、言動と行動が伴わない偽善者にしか見えない。

しかも、強さは剣のおかげとしか思えない。
あの付与剣とりあげられたら、速攻大会で敗退してる気がする。
剣と永遠に強化可能な付与設定がチートすぎた。
ナクトは剣が本体で羽純は付与にしか存在価値がないってどういうことなの…。
剣や付与云々を抜きにしても、相手の弱点を突く、あるいは、
なんらかの形で相手が本来の力を出せない際に戦闘して勝つので、
自分の実力で闘った敵がほぼ皆無なのもいただけない。

戦闘のカタルシスというか爽快感がない。こんなんで闘神になっちゃっていいんですか。
また、いつも相手への対抗アイテムが都合よく見つかって
それ使って弱点狙いで勝利ですかそうですかと。
戦闘でもチート武器頼り、弱点狙い、卑怯、姑息というイメージしか
思い浮かばない主人公って果たして存在意義あるのだろうか。
ラスボスは相手も同様の武器もっているのに、
ナクトがどうやったって勝てる理由がないよね。

ほかにも、
あまりにも子どもっぽすぎ、言動と行動がちぐはぐ、成長皆無、エロ猿etc…。
さらには3D表示のガキっぽさも相まって余計に鼻についた。
助ける⇒相手に感謝されなかった⇒キレル。この流れもいただけない。
闘神都市はランスみたいな主人公の方が相性いいな。
薄っぺらい正義感しかもっていないナクトはお呼びではなかった。
割り切ることすらできないナクトはどう考えても、闘神設定の主人公に向いてない。

それにしても、1年間の修業とは何だったのか。
精神的にも肉体的にもまるで成長していない。
闘神大会終了時に流れるムービーの際は、
結構期待したのに残念無念。
あのムービー並みにゲーム中もかっこよかったらどんなに良かったことか。

最近ドラナイ4をやっていたこともあって、余計に肩すかしを食らった。
結局1年たっても、意志薄弱ですぐ考えがぶれまくるんだよね。
特にエムサの件は意味不明だった。
死ぬことも犯されることも大会参加時に覚悟の上なのに、
今更何で止めようとするのやら。
その上、何で棄権しないんだ?と疑問に思うとかありえない。

後半はⅡと同じような展開でよかったのになあ。
ヒロイン(羽純orレメディア)救うために、
他キャラ無視で選ばなかった方のヒロインや浸食された仲間達を切り捨てるくらい、
鬼になって突き抜けるくらいの展開を期待した俺が馬鹿でしたか、そうですか。
終盤の3P(笑)なにこれぇ?
ダークヒーローになれないナクトさんには心底かっがりした。

闘神になっても、
鉱石獣とまた闘うのかよとか怯んだり、アイテム使ってレグルスに勝利とか萎える。
ぶっちゃけ他の闘神やラスボスにナクトが勝てる道理はないと思うんだが…。
そのくらいナクト自身が肉体的あるいは精神的、両面で強いと思える場面がなかった。
全くオーラがなかった。主人公としての格が足りてない。

正直、シナリオ展開上、他の闘神や対戦相手に勝ってるけど、
プレイヤーからしてみたら、ドギくらいにしか主人公は勝てない
と思わせてしまうくらいナクトの強さに説得力がない。
これじゃあ剣が本体といわれても仕方ないね。
エウの峰深き~でも思ったけど、
そもそもこの手のガキを18禁ゲーの主人公にするのが間違っている気がする。

ヒロインも羽純、レメディア両方とも魅力なし。
どっちも似たような引っ込み思案のいい子ちゃんヒロインで微妙。
どのくらい微妙かというと、囚われても別に救ってやりたいと思わないくらいびみょー。
精神復活して再会して結ばれるシーンも特に感慨も何もなかった。

レメディアはてっきりクールヒロインかと思ってたら、
全く正反対の性格で期待外れだった。
没個性な空気ヒロインより、アザミや桃花の方をメインにしてほしかった。
むしろ主人公も他キャラにチェンジでいいや。
レグルスとか騎臣、ボーダーあたりが主人公の方がよかった。

シナリオはそんなわけで主人公の成長がないのでつまらない。
後、個人的に闘神都市は、
闘神後の理不尽展開がメインのはずなのに、
第3部の尺が短すぎ。

まるで漫画の打ち切りエンドを見ているようなノリで
ばっさばっさと強敵が死んでいってげんなりした。
悪魔の弱さにはびっくりだ。
設定的にこんな弱いわけないはずなんだけどなあ。
正直主人公を成長させる気がないなら、
第2部は全部カットしてもいいと思った。

あそこで主人公が非情になるなら、
この3段階のシナリオ構成もいきてくるのになあ。
後、レメディアは完全に死に際を間違っている。
彼女の死でいくらでも話を盛り上げれる場面があったのに、
最後の最後で死んで即復活とか全然なっちゃいない。
色々と勿体ない。
最後は、アザミや忍者姉妹、マニ、レグルス等、諸々フェイドアウト。
他はまだしも2年目でパートナーとして主人公を支えたアザミと
闘神大会に出るきっかけだったレグルスをスルーするのはありえないと思った。

全部投げっぱなしで3Pハーレムエンドですかそうですか。
結局、主人公が羽純とレメディアのどちらの方が好きなのかすらはっきりしないとか
そんなオチで終わらせていいんだろうか。
傍目からしてみたら、ナクトは最後まで恋人の羽純より
レメディアに心が傾いてみえるから余計にこんなんでいいの?って思った。

肝心のゲームシステムが、お使いゲーでこれじゃない感がばりばり。
1周では回収しきれないほどの膨大なサブイベントやアイテムが散りばめられている迷宮を
探索するのが闘神都市の醍醐味だと思ってたのは俺だけか。
戦闘もリアルタイム方式でだれる。

にしても、通常攻撃以外いらない戦闘システムってどうなんだろう。
中盤からは、自動進行で放置。ボス戦以外、画面すら見てなかった。
後、魔法の意義って何だったんだろう。
貴重な付与枠が削られる。回数制限で速攻壊れる。
回数使い終わって壊れたらレアアイテムないと付与枠が復活できない。
そもそも大して強くない。

強制イベントと最後らへんの物理無効のボスの時くらいしか使用する場面がない。
その時に付与枠を埋めていると、
いちいちランダムドロップでしか入手できない桜貝を探すために
延々とエンカウントで敵を倒す作業をしなければならなくてかなりだるい。
いや付与で毎回全部埋めなきゃいいんだろうけど、
俺はA型的に万全を期すタイプだからついつい全部スロット埋めちゃうんだよね。
ともかく魔法の扱いは、もうちょっとどうにかしようがなかったんだろうか。


最終ステ。
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以上

求めていた闘神都市の面白さとは違った。
Ⅲより無料配布しているⅠやⅡの方が断然お勧め。
Ⅳ出すなら、もっと厨二心を擽るような主人公にしてくだせい。