すたじおみりすの『月陽炎』攻略完了<挨拶

月陽炎-DVD Edition-

萌え×しんみりゲー。

※ネタバレ&毒舌注意

■シナリオ
序盤は萌えゲー。
中盤は夢展開からようやく伝奇要素が出てきて面白くなってきたと思ったら、
すぐ鳴りを潜めてまた萌えゲー化します。
後半は伝奇設定連打して、しんみり展開で終了。

全体を通してみると伝奇風味の萌え×しんみりゲーって感じかな。
ただ、ほとんどのEDで誰か死んだり、不幸な目に合う展開なので、
ハッピーエンド好きにはちと辛いかもしらん。

ただ、ある程度エンドをこなすと、
どうせ○○や○○は死ぬんだろうなと
想像できてしまい、冷めます。

後、若干あざといです。
捻くれ者の俺は泣けませんでした(ぇ
1キャラ攻略終えると、大体の真相がわかってしまうので、
新たな発見が少なく、飽きやすい仕様です。

伝奇ゲーだったら、
leafの痕みたいに、伝奇要素満載&ルートごとに展開ががらりと変わったり、
新事実が徐々に判明するほうが俺は好きですね。

まあ姉妹にハマれば、
わりかし楽しめるとは思います。
でも、設定が粗いゲームなので、過度な期待は厳禁。
決して伝奇要素は期待するべからず。


■キャラ
・鈴香
好みのキャラを
しいてあげるなら、鈴香でした。
ただ、鈴香シナリオは鬱展開なので、
あまり彼女の真価を発揮できなかったのが惜しいです。

このルートのラストはほぼ全滅エンドで
なし崩し的に主人公と結ばれた感が否めないこともあって
シナリオ的にも勿体無いですね。
姉妹ルートと同じような伝奇展開は飽きたので、
鈴香ルートは伝奇ではなく、義父・母関連に
踏み込んだシナリオにして欲しかったです。


・美月
ツンデレ暴力系統の美月は、
キャラ属性的に普段ならイラつくところですが、
ゆかり教育のおかげで大丈夫でした。

主人公が飄々とした大人キャラで、
さらっと流しているのも大きいかもしらん。
にしても、
この娘はお賽銭Hのインパクトが凄かったですね。
バチ当たりっすなあ。


・柚鈴
柚鈴は特に無し。
いやー!!!という叫び声が
耳障りだった事以外、印象にない(オイ


・葉桐
葉桐さんは話し方がなんかエロい(ぇ
なんかもう普段の口調が艶かしいというかねっとりというか
なんというかとにかくエロスを醸し出していますよね。
声優さんよかったです。

この人は設定的に行動原理は理解できるけど、
立ち位置的にあまり共感し難いです。

実質不倫、子供が必ず人殺さなきゃ生きられないのに出産、
体質で身体が疼いて主人公と結局ヤっちゃう、美月のためなら他の家族も殺す等、
不可抗力や仕方のないこともあるけど、マイナス要素が多すぎ。

過去編があれば、感情移入度が上がるので、違ったかもしらん。
キャラ自体はエロス&ほんわかとした独特の雰囲気をもっていて、
嫌いではないんですがね。
シナリオ的にも主人公がヒャッハーして凌辱連打で微妙。
凌辱とか寝取りとか好きだけど、作風と合ってなくて抜けませんでした。

後、一哉は活躍皆無の空気キャラで
ほとんどのルートで死亡するという不遇な扱いなので、
救済展開というか見せ場が欲しかったですな。


・双葉
双葉ルートは蛇足。
特に能力がないのに、
危険を顧みず事件に深入りするヒロインは好きじゃないです。
凌辱されればよかったのに(オイ

主人公の設定もがらりと変わって別ゲーになるので、
このルートは個人的にはイラナイです。

というか葉桐さんと双葉ルートは
姉妹ルートの余韻が台無しになるんで、
極端な話、姉妹ルートのみでもよかったかもしらん。


以上

W杯視聴の影響で大幅に積みゲー崩し作業が停滞中。
呼応してブログ更新も停滞中。
昨日はイラン×アルゼンチンとガーナ×ドイツが面白かったですね。
クローゼ最高。記録更新期待。

話変わりますが、
月末の新作エロゲーは何も予約してないです。
セミラミスの天秤でも買おうかなと思ってたけど、
キャンペーン見逃したから購入意欲が一気になくなったしなあ。

レミニセンスは買うけど、
発売日特攻する気は起きないです。
今月はW杯で忙しいし、新作は全部スルーかもしらん。

そういや操心術3が廉価版で3800円で発売しますね。
ちょっと前に5kで買った俺涙目。

ちなみに、積みゲーですが、
引き続き月陽炎のFDの千秋恋歌やります。
これは短いらしいので、ささっと崩す予定。