Project-μの『銀の蛇 黒の月』の感想でも書きますか<挨拶

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エンド1つ見つからないよー。
疲れたので終了。

※ネタバレ&毒舌注意

これ、かなり古いゲームだけど、
攻略しているサイトがないんですよね。
昔、攻略サイトがあったっぽいんですが、
そのサイト閉鎖していて見れないしなあ。

んで、自分で攻略するかーって
自力攻略してみたんですが、
1つだけエンドが見つからないんですよね。
happy(手をつないでエンドロールが流れるEND)とnormal(最後に抱き合って速攻終了するEND)、
bad(敵討END)の3つは見つけました。

未回収のものは最後のCGなので、
trueかもと思っていましたが、
フローチャート見ると、
最後まで線がつながっているのがhappyだけだし、
これがtrueっぽいですね。
どうせ最後のエピローグの数行しかEND変わらないだろうし
モチベがもたなかったので攻略終了。

にしても、全く攻略フラグに関係なさそうな選択肢でシーンが分岐するから
総当りで未回収のシーンを探さなければならず、結構めんどいのもあって疲れました。
まあ基本一本道なので、happy見たら終了でもいい気がします。
normalはhappyが尻切れトンボになっただけですしね。
badは最後の展開自体は悪くないけど、あの忍者は主人公と相対するには役不足すぎてびみょー。


んで、プレイ時間はかなり短いです。
1周は5時間程度で終了。
ただ、その後のシーンやエンド回収に5時間くらいかけたんですが、
前述通り、エンドが1つだけ見つからず疲れて終了。

シナリオ自体は尻切れトンボで打ち切り展開みたいな感じで
終了してもったいなかったです。
作品のダークファンタジー調の退廃的な雰囲気は
かなり好みだったのでもっとこの世界観を味わいたかったです。

また、最近のエロゲー(燃えゲー)ではめっきりみかけない
めっぽう強くて寡黙な主人公もかなり好みでした。
容赦なく人を斬り殺しまくる無双系主人公最高ですわ。
神速で剣を縦横無尽に振り回す戦いっぷりには惚れ惚れとしました。

システム周りは2003年発売ということを考慮しても不親切でした。
スキップはキーボードキーのみ対応で既読シーンぶっ飛ばし系で
話の前後が分かりづらいです。
地味にスキップ中の時間も長め。
まあこのぶっ飛ばしスキップがなかったら1周で投げてる可能性大ですが…。

フローチャートでゲーム進行の便利さをアピールしていますが、
チャートを飛んでもそれまでの選択肢のフラグを構築していないと、
既存のエンドにしかたどり着けない仕様で全く攻略の役に立たないダメっぷりを発揮。
分岐のチャートを分かるようにして、
分岐点に飛んだ際に、選択型でどちらのシーンを選ぶようにできれば
かなり攻略が楽なんだけどなあ。

テキストは文章速度変更がないのがマイナス。
まあ演出的に戦闘シーンでの文章速度は気になりませんでしたが、
普通に話している時は最速表示させて欲しかったです。

声はないですが、
ヒロインが元々喋れない設定なので、
声なしでもありかな。
プレイしていて、音声無しでも特に気にならなかったです。
そういやディスクレス可なのはよかったです。

進行は立ち絵なしでカットインのようにどんどんCGを見せていく
他では見ない独特のゲームシステムでした。
特に、戦闘シーンでこのシステムは演出映えしますね。
緊迫感ある戦闘前の立合いや動きのある戦闘シーンを
盛り上げてくれました。
斬撃や感嘆符、テキスト表示の工夫による演出等もあり、
燃えゲーとしては上々の出来かと。

ただ、シナリオはこれから面白くなるというところで、
超展開でバッサバッサと敵キャラを倒していってそのまま終了してしまい、
かなり消化不良気味。
せっかくヒロインと主人公のキャラが立っていて、
尚且つキャラ設定や世界観も魅力的だったのに勿体無いなあと。
尺は今の2倍欲しかったですね。
できれば3倍欲しかったです(小声

後、エロは期待しちゃ駄目。
寸止めエロばっかです。
後、どうでもいいモブキャラのエロとか。
ヒロインと主人公の本番は1シーンのみで数行で終わります。
それとアーッなシーンがあるので注意。


以上

攻略記事は一応最後のCG及び残り1つのエンド以外回収できるフローチャートを作りましたが、
フルコンプしていないのでどうすっかなあ。
コンプしたら記事にしますが、
需要なさそうだし、総当りで再プレイする気力もないので多分お蔵入り(コラ