『真・エロゲートラウまにあくす』の感想でも書くか<挨拶

真・エロゲー トラウまにあくす

物置の奥底から出てきたので読んだー。
無印の感想は過去記事どーぞ。
ページ数は97ページ。
誤字脱字、タイトル名間違いが結構あります。
全5章。内訳。


■序章トラウマゲーとは?(1-4P)
トラウマゲーの内訳を見・読・聞に
分類して説明。


■第2章トラウマゲームの時代(5-10P)
年代ごとに代表作品を上げつつ、
トラウマゲームの遷移を解説しています。

ただ、トラウマゲーの遷移というか
むしろエロゲーにおけるジャンルやシチュの多様化や遷移の歴史を
解説している感じがしました。


■第3章トラウマゲーム(11-57P)
トラウマゲーの紹介数は19作品。
前回が42作品だったので
かなり数絞っています。

ページ構成ですが、
無印では各作品ごとに2Pずつにページが分かれていて
見難かった点が改善されていたのはよかったです。

掲載ゲームは無印とは違って、
有名どころばかりです。
俺が作品名すら知らなかったのは
1作品しかなかったです。
無印との被りもあります。

俺の既プレイ率は10/19でした。
マイナー作品を発掘したいなら、
無印を買ったほうがいいと思われ。

んで、無印同様、
視覚的なグロ要素のトラウマゲーが多く取り上げられているので、
精神的にダメージを与えるトラウマゲーは少なめ。
11eyesFDとか車輪FDあたりはトラウマゲーとは
違う気がしないでもないです。


■第4章クリエイターインタビュー(58-88P)
今回のメインは
今章のクリエイターインタビューでしょう。
内容はトラウマゲーと業界の遷移やユーザーの変化、
時代の変化等を絡めた話がメインです。

クリエイター側のナマの話を聞けるので、
読み物として面白かったです。
結構ぶっちゃけて話していました。

内容的には、
なんでもwelcome派でサプライズ大好きな俺としては
同意できる話が多かったです。
ちなみに、登場するクリエイターが手がけた作品を絡めた話が多いので、
作品をプレイしていたほうが断然読み応えがあります。

登場クリエイター一覧。
敬称略。
・ぬまきち(10P)
・上田メタヲ(10P)
・長岡建蔵×伊藤ヒロ(11P)


■終章トラウマゲームの終焉(89P以降)
トラウマゲーやサプライズ要素のあるゲーム、鬱ゲーが
なぜ少なくなったのかの原因を推測して解説。
処占やら市場の変化やらメーカーの安定志向やらジャンルの属性化やらなんやら。


以上

最近はトラウマゲーやサプライズゲー、鬱ゲーって少ないですね。
今年発売したゲームだと、フラテルニテと腐果の濡獄くらいしか思い浮かばない。
こういう系統のゲームは大好物なので、
また復権してほしいですな(遠い目