暁WORKSの『ハロー・レディ!』攻略完了<挨拶

ハロー・レディ!

ぼちぼち楽しめましたが、
設定的にもっと面白くできそうな気がしました。

※超ネタバレ&毒舌注意

以下。長文感想箇条書き。
まず、主人公がよかったです。
美の探求家という名のただのセクハラ変態野郎なのが
玉に瑕ですが、日常シーンが面白かったので結果オーライ。
特にエルとの掛け合いは笑える場面が多かったです。

復讐モードのノリも
いい感じに非情な感じになっていて好きです。
ハロレの魅力の大半はこの主人公といっても過言ではないです。
それくらいキャラ立ちしていました。

それだけに、
復讐ものなのに個別ルートだけならまだしも
ギャグBADで復讐投げっぱなし状態になるのは
主人公の決意が陳腐化するので、やめてほしかったかなあ。
このせいで、確固たる意志で復讐するという描写が薄れちゃいました。

逆に復讐ゲージ振りきって、
復讐完徹&学園破壊するBADは好き。
ぶっちゃけヒロインの個別ルートよりこのルートの話のほうが見たいです(オイ
類似系だと、fateの鉄の心エンドとかも好き。

次に、復讐劇としては
ルートによって、不完全燃焼だったり、
脇道にそれたり、完徹しなかったり、BADでおちゃらけたりで、
些か興が削がれましたが、
一応朔ルートではやりきったので及第点。

ただ、実は主人公の親父が屑だった設定は必要だったのかな。
ラスボスの存在といい、黒船の設定といい、
主人公がピエロ化している感じがしてモヤモヤしました。

ヒロインは特にハマったキャラはいませんが、
特段不快に感じるキャラはいなかったので、及第点。
恋愛ものとしては空子以外、付き合うまでの流れに唐突感がありますが、
この作品に恋愛方面は別に求めてなかったのでまあいいです。
そもそも復讐劇×恋愛もの×個別ルートって相性悪いしね。

気になった点はエル個別ルートでの
エルの蝙蝠的な心変わりの早さくらいかな。
あの流れは結構違和感があったので、
あそこはもう少し間にシーンを割いて欲しかったです。

また、美鳥は退場して出番なくて残念。
てっきり朔ルートで病気ではなく、オンスロート化していて、
VS美鳥の展開があると思っていたんですが、
まさか共通のみで退場とは思わんかったです。

上記の流れで美鳥が死んでしまう展開にすれば、
いい感じに鬱というか泣ける流れが作れたり、
よりスクールに猜疑心が生まれる展開にできたのに
なんか勿体無いですね。
先日、FDも買ったので、
FDでの美鳥の活躍を期待します。


ここからは残念だったところを箇条書き。
まず、復讐相手がイマイチ。
黒船以外、小物感が半端ないです。
でも、黒船も最初のルートの時点であっさり大義と相打ちしているし、
エルルートでも朔にぬっ殺されていて、
直接対峙するルートの前に殺されまくっているので
敵としての絶対的な威厳というか格がイマイチなんですよね。

4人の復讐相手にハローの能力者がいないのも痛いです。
直接的な復讐相手の中にヒロインや親友がいてもよかったかなあ。
昼行灯的な意味で注目していた大義さんの活躍には
かなり期待していたんだけどなあ。
大義さんはかなりキャラ立ちしていてオーラがあったので、
もうちっと過去を掘り下げたり活躍する場面が欲しかったところです。

次に、燃えゲーとしてみると微妙に盛り上がりに欠けます。
前述通り、4人の復讐相手にハローの能力者がいないし、
直接対峙する敵が戦闘中会話不能なメイドばかりなのもあって
戦闘がいまいち盛り上がりません。
主人公のハローの能力が微妙なのも痛いです。
後、速攻で退場するロートル忍者軍団は登場させる必要あったのかな(コラ

心滾った場面は朔ルートのVS黒船のシーンくらいかな。
戦闘中にいきなし設定垂れ流しで語り始めて若干興が削がれましたが、
復讐の最終ターゲットの戦闘シーンだったので、なんだかんだで燃えました。

他には
オンスロート化した朔や空子には厨二心を擽られましたが、
空子はあっさり解決、朔は強すぎて戦闘が茶番化して
どちらも消化不良気味でしたね。
朔が起こした連続殺人事件あたりは興味深かったんですが、
直接的な殺害描写がさらっと流されてしまっていてかなしー。

オンスロート化の設定自体はかなり好みなんですけどね。
立ち絵ありのハローを有する敵キャラや
オンスロート化して狂人化した敵がもっと欲しかったかな。
それとハローが直接的なものではなく、
内面というか概念的な能力が多かったので、
読んでいてワクワクする能力バトルがあまりなかったのが残念。

んで、
最後に朔ルート終盤のオチですが、
個人的にはいらなかったです。
某ニトロのゲームもそうですが、
復讐劇が茶番になるので、
あまり好きではないです。

諸々の設定の解明や朔のオンスロート化の殺害行為に対する救済という意味では
ラストのどんでん返しも必要なんでしょうが、
VS黒船で終わっていたほうが復讐劇としてはスマートだし綺麗な〆にできた印象。

というかラスボスの過去描写というか人物描写が薄すぎて
復活されても衝撃度がイマイチなんですよね。
実験材料にされて7年間封印されていたとはいえ、
その前の時点で性格というか頭おかしくて理解不能だし、
ラスボスとしての威厳もないし、キャラとしての魅力も乏しいのが痛いです。

朔もラスボスも能力がチートで戦闘が大味なのもあって、
イマイチ燃えられず、ラスト付近は消化試合気味でした。
喝采とか言われても困ります(コラ
ただ、最後は爽やかな感じで終わったので、
読後感はよかったです。


以上

美鳥関連の話もやりたいので、
引き続き、FDも崩しますかね。