Siriusの『Repeat ~繰り返されるときそして…~』攻略完了<挨拶

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主人公が死んだ幽霊という設定のマイナーゲー。
地味に原画が八宝備仁氏だったりする。

※ネタバレ&毒舌注意

CG54。
選択肢やEND分岐がかなりあるのに、
save数16という少なさはマイナス。
また、回想モードがない糞仕様なので、
エロシーン突入前に個別でsave推奨。
でもsave数が少なすぎて
すぐsave場所が足りなくなる罠。

skipは超速ですが、既読スキップがないです。
周回時の未読判定は自己判断でするしかないのでメンドイです。
ホイール×。ディスクレス可。
対応OSは95、98、2000でxpですらOS対応外ですが、
うちのvistaちゃんでも問題なく起動しました。


数周後にだるくなって攻略サイト見ながらやって
7時間程度でコンプ完了。
うーん、イマイチかな。
2000年発売で15年経っても
未だに批評空間のデータ数が6しかないのも頷けるくらい
微妙な出来でした(コラ
設定的には

・天使と悪魔と名乗る二人組に不慮の事故で幽霊になったことを告げられた主人公
・死後の1週間(一日がループ)の行動で、天国に連れて行くか、地獄かを判断する
・主人公は「この世に思い残すことがないように」と人に憑依できる能力を持つ


等など、面白そうな要素が多めなんですが、
主人公がそこら辺のモブや使い捨てヒロインに憑依して善行、悪行をするだけなので
イマイチ盛り上がりどころがないんですよね。

雰囲気も基本的に明るいノリなんですが、
急に主人公がカップルに憑依してレイプしたり、
唐突にシリアス展開になったりでちぐはぐな印象。
前述通り、設定自体はいいので、

・主人公の生前の描写やキャラ周りをもっと掘り下げる
・死後のループする一日という設定をもっと活用する
・死因の事故がただの不慮の事故ではなく、なにかしら事件性をいれる等して原因に意味をもたせる
・天使・悪魔関連の輪廻転生関連をより深くシナリオに絡ませる


等など、
話を膨らませれば、
もっと面白くできたんじゃなかったんでしょうかね。

去年、プレイしたPASSGUARDの八ヶ池忌憚もそうでしたが、
主人公が幽霊という設設定自体はいいんだけど、
あまり活かせていなかったです。

ただ、今作はMAP徘徊で色々な場所を探索できて序盤はwktkしましたし
幽霊になって色々な人や動物に憑依できるのは新鮮でしたし、
話も要所要所でくすっと笑える要素もあるので、
さくっとプレイする分には悪くないんじゃないですかね。

後、冒頭でも書きましたが、
原画が八宝備仁氏なので、
昔の八宝備仁氏の絵がみたいなら
手にとって見るのも一興かと。

にしても、
あの洞窟の選択肢地獄と謎のシリアス死亡ENDは
何だったんでしょうかね。
どう考えても話から脱線していました。
まあBADEND2のBGMは鬱ゲーに流れていそうな
哀しげで儚げな曲調で曲自体は好きでしたけどね。
昔のエロゲーは唐突でカオスな展開が多すぎな印象。

以上

そういえば、
とろとろレジスタンスのもんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章が
DL発売開始してますね。

俺はもんむす3部作を全部積んでるので、
新作はスルーかな。
3部作崩したら買うつもりだけど、
いったい何年後に崩せるのやら(オイ