暁WORKSの『ハロー・レディ! -New Division-』攻略完了<挨拶

 ハロー・レディ! -New Division-

美鳥√は某設定の大盤振る舞いだったので
ぼちぼち楽しめました。

※ネタバレ&毒舌注意

以下、ルートごとに雑感。

■菱屋ルート
このルートは本編の朔ルートの展開をなぞりつつ、
主人公が朔ではなく、菱屋と結ばれるルートです。
ただ、基本的に本編の朔ルートでの菱屋の行動に焦点が当てられているため、
話の大筋は朔ルートと変わらないので、若干退屈気味でした。

主人公と菱屋の過去回想が要所要所で挿まれるのは
いいんですが、淡々と回想するだけなので
イマイチ盛り上がりに欠けます。

また、本編の個別ルートでもそうでしたが、
気づいたら菱屋と結ばれていたみたいなノリだったので、
ヒロインを攻略した実感があまりなかったです。
菱屋視点のシーンが多くて
主人公視点が少なかった影響もあるかもしれません。

後、ラストの黒船戦は
主人公も黒船も人外すぎて色々とおかしかったです。
いや本編で黒船ってあんな簡単に銃避けられるほど凄かったっけ?
明らかに人間の域を超えていて、なにこれぇ?状態でした。

主人公もハローだけど、
肉体の強度は普通の人間と変わらないとか
自分で言ってたくせに、タフすぎィ!
あまりにも規格外になりすぎて、
ちょっと戦闘に茶番臭がしました。

この話で一番印象に残っているのは、
街中の菱屋とエルの掛け合いでした(オイ
あのシーンは笑えました。
日常シーンにエルがいるだけで
テキストの軽快さが5割増しになる気がします。

エルと主人公が揃えば、
ボケと突っ込みの化学反応で
さらに会話のキレが加速して面白いんですが、
FDではこの二人が絡む日常シーンは殆ど無い模様。


■美鳥ルート
このルートは本編の美鳥離脱シーン時に
もし主人公が出くわしていたらというルートです。
オンスロート化がメインの話なので、
大変wktkしながらプレイ出来ました。

本編の感想記事でも書きましたが、
やはりオンスロート化は厨二心を擽る設定ですね。
あの発症CGには興奮せざるをえなかったです。

ただ、このルートは
本編の朔ルートをプレイ後だと、
茶番臭がするのが惜しいです。
いや本編の朔ルートでは
オンスロート化した空子をあっさり朔が助けてしまったので、
美鳥も朔が助ければよくね?って思っちゃうんですよね。

朔の信念的に美鳥を絶対助けてくれるはずだし、
朔のハローの情報も聞かされていたはずなのに、
ED後に主人公が朔に連絡を取らなかったのか謎。

ルート中でも
発症率30%なんて10人中、7人は助かるんだから
心配ないと言っていた主人公だけにちょっと解さなかったです。
前述通り、朔ルートでの展開を見ているだけに、
あの終わり方はちょっとやるせないですね。

そういえば、両ルートとも
大義さんがちゃんと登場したのはよかったです。
大義の苦悩や人間性を再確認できて
いい感じに話を盛り上げてくれました。


以上

この前買ったC’s wareのXENONが
win版じゃなくてPC-9821/FM TOWNS版だった罠。
珍しく購入ミスったー。

フロッピーにコピーして起動ですかそうですか。
さすがにvistaで起動するのは無理っぽいなあ。
win版の中古は駿河屋に在庫あるけど、4,850円もするのか…。
DL販売が1k弱だし、DL版を買い直しますかね。