130cmの『僕は天使じゃないよ』攻略完了<挨拶

『僕は天使じゃないよ』

マイナー懐古調SMノベル。
ひたすら暗い。鬱。悲しいなあ。

※超ネタバレ注意

作風の退廃的な雰囲気やHシーンの見世物設定に
既視感があるなあと記憶を掘り返してみましたが、
去年崩したBaseSon Lightの『少女猟奇譚 獣の告白』に似てますね。
調べてみたら、どちらも同じライターでした。
どうりで雰囲気が似ているわけですな。

んで、シナリオですが、
ひたすら暗い&鬱&バッド展開でダウナー気味。
救いはないんですか…。
末路はあれですが、
主人公が一番ましなエンドは柘榴ルートですかね。
でも主人公のためとはいえ、終盤に輪姦されるんだよなあ(小声

作風ですが、
今作独特の退廃的で耽美な雰囲気は非常に魅力的でした。
どっぷりとこの作品に浸っていたくなりますね。
原画やBGMも世界観とガッチリはまっていて、
いい感じに話に没入させてくれます。

話の尺自体はフルコンプまでに
5時間程度しかかからないくらい短いです。
ただ、どの個別エンドも心に残る終わり方でした。
なんともいえない後味的な意味でも(ぇ
キャラの強烈で儚い人生というか生き様を
俯瞰して垣間見たと実感できるシナリオは貴重。


キャラ関連ですが、
主人公は自業自得系の自堕落系なのでかなり人を選びます。
俺はあまりにも主人公がダメ人間すぎて、
生暖かい目で見守ることが出来ました。
ダメ人間を放って置けない女性の気持ちが
多少なり分かる気がしました(ぇ

タイプ的には主人公がダメ人間でイライラする系ではなく、
物語の進行上必要なダメ人間系統です。
そういう意味での属性的には蒼色輪廻の堂浦君に近い印象。

ヒロインは柘榴好きでしたね。
背中の刺青に惚れました。
他のヒロインはぼちぼち。
軒並み可哀想で不幸属性持ちのキャラでした。
なおパケ&タイトルにもいる百合乃は一番突き抜けていた模様。

エロは回想なしとかいう化石仕様な点と
エロ自体の尺が短いせいで、
実用性の観点からみると厳しいです。

エロシチュはジャンルの懐古調SMノベル通り、
SMのエロシーンが結構ありますが、
主題とSMが見事にマッチしているので、
SM属性がない俺でもエロシーンを飛ばさずに読めました。
特に柘榴や百合乃の話は必見。

後、小梅の寝取らせは結構破壊力あって心にキました。
唯一、主人公を1個人として
心の底から理解してくれている小梅に対して
あの展開を入れるとかエグいというか皮肉がきいてます。


以上

ADVばかり崩しているので、
そろそろゲーム性のあるエロゲー崩そうかな。