Innocent Greyの『FLOWERS -Le volume sur printemps- (春篇)』攻略完了<挨拶

夏篇発売日に滑り込みで春篇消化。
相変わらず、惚れ惚れするほど美麗な原画ですな。
なおシナリオや推理要素は(ry

ネタバレ&毒舌注意

イノグレの非18禁百合ゲーです。
俺は百合属性ないし今回はエロもないので
俺の嗜好とは外れますが、
処女作からイノグレ作品は全てプレイしているので、
メーカー買いしました。

原画は安定の杉菜水姫氏。
相変わらず美麗ですね(小並感
絵柄が淡い感じで
百合の儚さとマッチしています。
カルタグラやピアニッシモあたりの絵柄も
むっちりした肉感があってエロスを感じていいけど、
芸術性を感じる淡い絵柄も捨てがたいですな。


話の終わり方は尻切れトンボ。
マユリルートのぶった斬りエンドは消化不良気味。
夏篇のあらすじやキャラ紹介的に
主人公とヒロイン交代式なんですかね?

このままマユリと離別したままだと、
俺的にはかなりモヤモヤしそうなんだけど、
どうなるんでしょうね。
ちなみに、立花ルートはあってないようなもの。
まあ眼鏡キャラ属性ないので別にいいか(コラ

キャラ関連ですが、
個人的にキャラ萌えするような展開ではなかったので、
特に気に入ったキャラなし。
次点でマユリとえりかかな。
姉妹とか眼鏡とか教師とかキンパ先輩あたりは
イラッとする発言や行動が結構多かったので、
イマイチ食指が伸びなかったです。

人の真意は表面的な言動や行動だけでは
推測できないというえりかの言葉を真摯に受け止めて
カルシウムが足りない俺もあまりイライラしないように
寛容な気持ちになってプレイしていました(ぇ


シナリオはさくさく読めますが、
特にビビッときた展開もなかったので、
雰囲気ゲーという印象。

やはり、従来のエロ要素と猟奇グロ、殺人事件要素がないと
イマイチ盛り上がり不足気味。
ゾッと来たのは、
を別キャラの会話文を
母親の言動になぞって
あえてテキストとボイスを変えていたシーンくらいかな。

推理要素は登場する事柄や小説を知らないと
わからない問題が多すぎなので、
ユーザー側が試行錯誤して謎解きするのではなく、
選択肢総当りゲーといっていいです。
一部を除いて、専門的な知識要素が高すぎで
知らないと推測不可能な無理ゲー気味。

話自体は基本的に問題発生率が高めで
ギスギスした雰囲気になったり、暗くなる場面が多いですが、
特に何事もなく1日が進行する場面での
キャラ間の日常描写はほのぼのとしてよかったです。
もっとキャッキャウフフがあってもええのよ。

後、レズ要素は意外に薄かったです。
非18禁ということもありエロエロ展開もないので、
どす黒い俺には物足りなかった模様(ぇ


以上

夏篇が着弾したので、
続けて夏篇プレイしますかね。