エロゲー廃人速報改

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2011年04月

まどか3話連続放送、明日じゃないか<挨拶

明日は全裸待機もとい全力待機。
楽しみすぎてアドレナリンどっぱどっぱ。
視聴→考察・感想スレ→徹夜っすね!

アニメを観て実用性抜群だったので、ゲームのほうも買ってみた。やはり、シナリオがもう分かってしまっているので面白さがイマイチだったが、実用性は比較的高く、印象に残るエンドも多々あった。
このゲームをやって一番印象的だったのは主人公の水無瀬だった。
よって、水無瀬に焦点をあててレビューしてみることにする。
彼はお調子者で、どこにでもいる一般学生なのですが、魔道書を手にすることにより、人が変わってしまい悪魔に魅入られた狂人になる。
この変わりっぷりがいい。主人公が人としての階段を踏み外していき、欲望に身を任せていく描写がありありと表現されていた。
エロシーンでは、倫理観をかなぐり捨てた水無瀬が、悪役として徹底的に女達を蹂躙し、容赦なくメインヒロインを裏切る様は一種の背徳的な爽快感を与えてくれた。
ここに彼の、男というか人間の潜在意識として誰にでもある他人を征服したいという欲望をありのままに表現した悪役としての魅力を感じた。
また、正義という点で、水無瀬の行動として一番印象的だったのは、やはり彼が活躍するBADエンド白い部屋だった。高城先生の遺産である拳銃を持って学校に行き、かつて恋慕を抱いていた幼馴染である伊万里に介した北見先生を容赦なく撃つシーンには痺れた。
だいたい好きな恋人や友人に化けて登場する敵役ってよくあるけど、大抵主人公は潜在的にその人のことを思ってしまい、攻撃を躊躇ってしまうことが多い。
しかし、水無瀬は違った。
ここで、彼には、悪に立ち向かう主人公としても昨今の主人公にはない魅力的なモノを感じた。
先に述べたこととこのことから察するに、彼には悪役と正義の二面性を兼ね備えており、他の作品にはあまり見かけない主人公ともいえる。

でも伊万里ルートの水無瀬のへたれっぷりには納得がいかない。北見先生の誘いを断るとこまでは良かったが、魔道書を解読し、最後の呪文唱えるのがなんで高城先生なんだ。アニメ版ではきっちり水無瀬が呪文を唱えアーメンと締めたのに。

最後に、アニメから入らずゲームからやってれば良かったと後悔した。シナリオが最初から分かっていると、やっぱり盛り上がりに欠けた。

今期の俺的お勧め度。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない>>>いろは、C、カイジ>アリア、電波

日常、犬日々、アステロッテ、Aちゃんねるは1話で切った。
シュタゲ、おれつば、ほしかは原作やってないからスルー。
他は全部スルー。
虎兎は評判いいみたいだけど、1、2話見逃しちゃったからもういいや。

セルマ可愛いよセルマ
ただ、セルマ以外の女キャラが微妙。
男キャラは光るやつが多いんだけどね。
また、前作のあやかしびと比べるとキャラに感情移入ができず燃えも若干不足してる。
ていうか回想多いからだれる。
まあセルマが異常に可愛いかったからいいか。

音楽、原画、雰囲気総じて素晴らしいが、肝心のシナリオが壊滅的にダメだった。
とにかくシナリオがダメ。
カルタグラのときとは違って、犯人がすぐにわかってしまい、二転三転裏読みしていた私にとって、かなり肩透かしを食らった。
綾音ルートなんかはっきりいっていらなかった。
あんなハッピーエンドよりもっとシナリオを練って欲しかった。
個人的にも、前作の和菜、綾音の性格、行動は見ていて好きになれないタイプだったので余計にきつい。
後、御巫久遠とマスターが最悪。
こいつらはもうれっきとした悪役でしょ。
なんでこいつらはどのルートでも優遇されてほとんどといっていいほど助かっているんだろうか。
久遠はもういかれてるとしか言いようがない。
コンダクター編でてっきり久遠が悪役に徹する所以が分かるかと思って期待していたのに。
はっきりいってこの章をやった後、久遠に対して嫌悪感を抱かない人はほとんどいないのではないかと。
マスターも行動原理が意味不明。
久遠に何故あそこまで付き従うのか謎。
バッドエンドで何回か主人公を殺しに来て、皮肉じみたことをいうが、お前がそれを言える立場かよと。
久遠と同様に理不尽極まりなかった。

最後に、主人公は憐れだなと。
タイトルが極めて弱い者というだけあって前作同様非常に不遇な扱いを受けていた。
今作の主人公奏介は前作の秋吾と違い、ケンカがある程度強く、よくありがちだがかなりの荒くれ者で強者だった過去という設定があったので、そこをもっとうまく取り上げれば、燃えゲーにいるような強い主人公にもなれたのではないかと。
ただあの性格を直さないと根本的に駄目か。
ハッとかいって粋がってるようじゃやっぱ三流か。

以上

原画、雰囲気、音楽は総じて出来がよかっただけに残念。ライターさんが変わるのならば、次回作に期待しておく。

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