TEAM POPUPの『彼方の森 ~The Dragon’s Death and Rebirth~ 』の感想でも書きますか<挨拶

彼方の森[アダルト]

マイナーサスペンス×館もの。
うーん、微妙。雰囲気ゲーですね(辛辣
※ネタバレ&酷評注意


■リンク






■システム関連
OS対応がwin95/98まででしたが
うちのwin7 64bitでも普通に起動しました。

ディスクレス不可。
起動中のディスク駆動音はほぼなし。
CG61。
CGモードあり。
回想モードなし。←重要
ボイスなし。
クチュ音、パンパン音、BGVなし。
QS/QLなし。Autoなし。
バックログあり。

VN形式なので、
テキスト表記は画面全体に横文字形式。
かなり文字サイズが大きいです。
フェードカット機能(エフェクト瞬間表示)あり。
save数は8枠のみ。
選択肢が多いのに、
選択肢画面ではsave不可の極悪仕様。
その上、ときたま強制終了もするので、
こまめにsave推奨。

テキスト送りはホイール×。
マウスクリック、エンターキー進行。
既読スキップあり。
スキップ速度は標準速度。
以下エロシーン内訳。


■美奈
和姦、フェラ、立ちバック(ウェディングドレス)
凌辱、側位、パイズリ顔射(メイド服)
和姦、胸揉み、騎乗位、正常位、外出し(ニーソ風白足袋のみ)


■リリィ
凌辱、フェラ、背面M字立位(メイド服)
和姦、胸揉み、手マン、正常位、外出し(下着)


■ルキア

凌辱、手マン、駅弁(破れかけのストッキングのみ)
和姦、胸に石鹸つけて身体をごしごし、パイズリ(全裸)
和姦、キス、バック、中・外出し(ほぼ全裸)
和姦、騎乗位(全裸)


■アリシア
側位、夢現(全裸)
脚上げ立位、夢現(ドレス)
騎乗位(腕まで黒手袋)
愛撫、騎乗位(全裸)


■リィン
愛撫、騎乗位(全裸)





■シナリオ関連
はい、マイナーサスペンス×館ものです。

冒頭から婚約者とのHシーンが始まり、
暗転して起床後、主人公の婚約者が失踪。
主人公は婚約者を追って”迷いの森”に入ってその名の通り、遭難。
怪我で死にかけのところをメイドに助けてもらい、
古びた洋館で目を覚ますところから話がスタートします。

主人公の婚約者との馴れ初めや背景描写もまったくなく、
洋館に着いてからは洋館の主とも会話せず、
状況説明も何もないまま、
いきなし洋館のMAP画面の場所選択モードに移行する流れは
まさに昔のゲームという感じで
話の過程というか最低限の説明すらすっ飛ばしていく構成ですね。

洋館の主やメイド達に挨拶周りしてから
MAP画面移動すると思ったら、
遭難から救出されて起床した後に
すぐにMAP画面の場所選択モードに移行して
洋館を自由に2箇所徘徊したら、
あっという間に次の日になっているんですよ。
これは不審者ですね(コラ

時間の変遷も早すぎてちょっと吹きました。
ただ、主人公が記憶喪失になっていることも
まともに説明しないのは
さすがに戸惑いましたが(小声

また、MAP画面の場所選択可能箇所が13項目もあるせいか
イベント進行のフラグ管理がちぐはぐで
まだ1回も遭遇してないメイドの名前を知っていたり、
2回目の遭遇で名前呼びで親しく会話している等、
話の整合性が所々おかしいところもありますが、
そのへんは古いゲームなので華麗にスルーしましょう(ナニ


作中で説明がないですが、
恐らく主やメイド達とも一通り、
会話したことになっているんでしょう。

さて、話の展開ですが、
MAP画面で特定のヒロインと難度も遭遇して
親交を深めて各ヒロインの個別ルートに突入する流れです。
昔のゲームならではの選択肢を間違えると、
脇道に逸れる意味不明のENDも多数あります。

例えば、END4。
部屋の物置でリリィを盗人と勘違いして拿捕。
拘束する際に服越しに素股をスリスリしてしまい、
急激に性欲が臨界突破してリリィを凌辱するBADENDです。
もはや主人公がただのレイプ魔と化していて
意味不明すぎるオチでしたね。

口調もオラオラ系に変化していて
てっきり何か主人公に副作用やら洋館の謎やら
なにかしらのギミックがある伏線なのかと思っていましたが、
特に何も説明がなかったです。
END6、7、17の暴走凌辱BADENDも同様です。

END8の悲鳴を無視したら強制永眠ENDオチは
別ルートいくとルキアの悲鳴だと判明、
END10の絵を見せてミナ発狂して失踪ENDオチは
本筋のルートを経由するとわかるんですが、
最初に遭遇したときは意味不明すぎてポカーン状態でした。

昔のゲームは悪ふざけネタや
脇道にそれるENDが多いので、
そのへんは華麗にスルーしましょう(2回目
俺は脇道にそれまくるEND自体は好きなので、
「なにこれぇ?」と呟きながら、
さくさく回収していました。


恐らく、凌辱Hシーンを入れるために
無理やりBAD展開を組み込んだんでしょう。
それにしても、この手の昔のゲームでよくある
主人公の人格が豹変して凌辱展開は無理がありすぎなので、
もう少し自然なシーンにできなかったのかと思いましたが(小声

ただ、作品の怪しげな雰囲気を楽しみたい人は
唐突に突拍子のない展開で雰囲気がぶち壊しになるので、
白けてしまうかもしれませんね。

さて、シナリオですが、
話の設定自体は

・迷いの森の奥深くにある怪しげな館、そこで働くメイド達
・館の主の存在、主人公が記憶喪失、目覚めの棺桶
・霧と薔薇の関連性、婚約者が失踪した理由

などなど、
面白そうな要素が
ふんだんに詰め込まれています。

ただ、前述通り、
記憶喪失になった主人公は
諸々の疑問点を何故か華麗にスルーして
数日、館に居座って呑気に徘徊しているので、
やきもきしましたね。

萌えゲーみたいに
MAP画面からヒロインを探して
好感度を上げる作業に入るので
話の核心に全然触れませんでしたからね。

また、面白そうな要素の大半は
結局、超展開とドラキュラネタの2つだけで
あらかた説明がついてしまうくらい残念なオチでしたが(コラ


ちなみに、
エロシーンは昔のゲーム特有の
尺短め、あっさり風味です。
ボイスやH関連の音もないし
なにより回想モードがないので、
抜きゲーとしての実用性は薄いですね。

ただ、原画は今でも問題ないくらい
可愛らしいキャラデザなので、
見抜きできるレベルでした。
また、凌辱BADのオラオラ感はグッドなので、
凌辱シーンはぼちぼち使えました。
以下、ルートごとの雑感。





■リリィルート

リリィルートは
特に山も谷もなく、
面白いイベントもおこらず、
盛り上がりに欠ける平坦なお話でしたね(辛辣

狼襲撃のシーンが
盛り上がりどころだったんですかね?
ただ、狼を撃退するだけなので、
特にテンションは上がりませんでしたが(コラ

というかこのルートは
主人公がヒロインにひたすら会うだけで
何故かあっさりヒロインが主人公に惚れて
そのままくっついて薔薇研究しながら、
館で暮らす当たり障りもないENDなんですよね。

館の謎や主人公の諸々の問題はおろか
散々引っ張った霧と薔薇の謎も特に解明されないので、
ただ、印象が薄いヒロインとくっついただけの
投げっぱなしEND感が否めないですね。


黒い薔薇とは何だったのか…。
後、END1とEND2の違いで
ラストのEPの薔薇が芽吹きましたが、
だから何?と思いました(コラ

いや正直、このルートは
最初から最後まで薔薇を
全面に押し出していましたが、
特に薔薇が人物や
物語の重要なキー設定というわけでもないので、
なぜそれだけ薔薇に
固執しているのかようわからんかったです。

全ルートクリアして振り返ってみても
結局、薔薇は何の意味はあったのか
よくわからなかったくらいなので、
モヤモヤ感が半端ないです。


結局、このルートでは
ヒロインのテンプレ料理不味いネタくらいしか
印象に残ってないですね(コラ
毎度のことながら、
自分で味見してから出してくださいよと
突っ込みたくなるのはご愛嬌。

そういえば、
人里に出れない館なので、
日々の食材はどうやって
調達しているんですかね。自家菜園かな。
話の本筋とは関係ないので別にいいか。

後、リリィには
戦死した婚約者がいた設定とか必要だったのかな。
特にシナリオにいかされてもいなかったので、
戦死したとはいえ、両思いだった他の男を
ちらつかせる意味はなかった気がします。
昔のゲームなので、結構爆弾をぶち込んできますね。

それとリリィ自体は
4年前から館にいるという話ですが、
その辺の顛末もさらっと流されていましたね。
主人公同様、森に迷って館にたどり着いたんですかね。

設定関連や本筋等の肝心なことには触れないので、
なんだかなあと思いましたとさ。
大切な指輪の存在も後から話してくれるだろうと伏線をいいつつ、
結局、回収せずにスルーでしたしね。
美奈ルートの指輪の下りからして
恐らく、吸血鬼関連の設定だと思うんですが、
なんだったんですかね。

シナリオ踏破率68%なので、
未読テキストで解明されてるのかな…。





■ルキアルート

ルキアルートも
特に山も谷もなく、

面白いイベントもおこらず、
盛り上がりに欠ける平坦なお話でしたね(辛辣

ただ、ルキア自身の問題に触れるお話だったので、
リリィルートよりはまだ見れます。
ルキアの喉の渇きや
襲撃するフードを被った黒ずくめの赤眼男等、
伏線も機能していました。
とはいっても、ルキアの渇きネタの真相は
鈍感な俺でもバレバレでしたが(小声

ただ、結局、

・ルキアが吸血傾向になった原因が不明(赤眼男に遭遇する前から貧血気味)
・襲撃するフードを被った黒ずくめの赤眼男も最初の出現以外、登場しない(美奈ENDまで持ち越し)
・血を吸う習性は治らないけど精液で代用できるEND


などなど、
話が投げっぱなしすぎなんですよね、
適当に設定を増やして、場当たり的な展開を続けたけど、
行動理由や設定の謎を明かさないので、
真面目に読む気が失せてきますね。

んで、このルートも
主人公は書斎整理しながら、
ヒロインにひたすら会うだけなので、
話自体は退屈気味です。

個別ENDも
ヒロインと主人公がくっついた後は
館から出て外の町で暮らす
当たり障りもないENDなんですよね。
勿論、吸血設定やルキアの記憶がない設定は投げっぱなしです。
というか普通に館から迷いの森を抜けて外界にいけたんですね…。

リリィルートで
ED3の視界ぷっつんからの何も見えない闇の空間に堕ちるBADENDや
棺桶の存在、永遠に終わることのない輪廻の世界という説明から察するに、
この館世界は主人公の記憶の仮死状態や死後の設定、不思議世界だと
思っていたんですが、普通に外に出れたのかよ!と
画面にツッコミ入れていました。

結局、最後までプレイすると
現実世界だったようで永遠の輪廻の世界の表記は
ドラキュラの感覚っていうオチでしたとさ。

にしても、このルートも
館の謎や主人公の諸々の問題はおろか
散々引っ張った吸血鬼の謎も特に解明されず、
美奈ENDまで持ち越しなので、
ただ、ヒロインとくっついただけの
投げっぱなしEND感が否めないですね。
ルキア自身の問題を取り扱っていたので、
せめて吸血鬼関連はちゃんと消化してほしかったですね。

そんなわけで
相変わらず、設定投げっぱなしENDで
退屈な展開が続きますが、
ヒロインのルキアはリリィと違って、
自由奔放な小悪魔体質で
積極的に主人公に関わってくるため、
自然と愛着が湧きやすかったので、
リリィルートよりかは興が乗りました。
ルキアのほうがキャラ立ってましたね。

リリィルート同様、
告白までの流れが性急ですが、
主人公がルキアに惚れるのもわかるかな。
なにより男に無頓着の割に
身体がエロくてそそられました(ゲス顔
手を出すとBADENDになるけど、
お礼になんでも言ってよ?と言われたら、
これは襲っちゃいますわ。

シナリオ踏破率63%なので、
未読テキストで解明されてるのかな…。





■美奈ルート
美奈ルートも
特に山も谷もなく、

面白いイベントもおこらず、
盛り上がりに欠ける平坦なお話でしたね(辛辣

美奈ルートは
主人公の婚約者である美奈の話なので、
気合入った作りになっていると思っていましたが、
何故か一番話の尺も短いし、
美奈との日常会話も絵を見ているだけで
途中からは主人公を拒絶し始めるので、
全然美奈というキャラに愛着を持てないんですよね。

パッケージの中央に陣取っているくせに
てんでぱっとしないキャラ&個別ルートでした(真顔
美奈ルートの展開自体も
ルキアルートでぽっと出で終わった赤眼の吸血鬼と遭遇して
対峙する謎展開でしたね。
この吸血鬼展開は別にルキアルートでやればよくない?と
思ったのは俺だけじゃないはず。

そもそもこのドラキュラ自体も
メイド達を攫おうとしても
毎回、さくっと退却するので、
思わせッぷりみたいなチグハグな行動で
ぐだぐだなんですからね。
結局、最初から最後まで喋りすらしないので、
設定自体は面白いのに盛り上がりません。

また、主人公が記憶喪失から回復するシチュは
どうやっても盛り上がりそうな展開なのに
美奈の十字架をみただけでさくっと記憶回復とか
最高の素材を台無しにする流れでしたね(真顔

美奈の記憶喪失もドラキュラ騒動後に
さくっと回復して余韻も何もあったもんじゃなかったです。
その後、両者が記憶回復してから状況把握の会話もせずに
即Hする流れも違和感しか無いです。

全体を通して、本来あるはずの会話を
何故かはさまない場面が多かったです。
そのせいでまともに会話をかわさずに
その行動に至るのはおかしいと突っ込みたくなる場面ばかりでしたね。


にしても、
結局、主人公や美奈が記憶喪失状態だった理由が不明だし、
美奈が失踪した理由も不明でしたね。
虚ろ目マジックができる
ドラキュラの仕業ってことですかね(適当
ラスト付近の、ドラキュラのミナのくだりは
超展開すぎてちょっとついていけなかったです。

というか最後に設定の垂れ流しで
延々とドラキュラと美奈の背景描写を語られても
困っちゃいますよね。
喋りもしないドラキュラとミナの関係性とか
どうでもよすぎるという意味で(コラ

せめてドラキュラのガイストの背景描写をいれたり、
キャラ立てするなり、
もっと伏線をいれるなりしてほしかったです。
そもそも俺は
美奈の失踪や記憶喪失の理由、
館の謎を知りたくてプレイしていたのに、
このルートではいつの間にか
途中から出てくるドラキュラの設定話になっているので、
コレジャナイ感が半端なくて白けました(直球






■アリシアルート
アリシアルートも
特に山も谷もなく、

面白いイベントもおこらず、
盛り上がりに欠ける平坦なお話でしたね(辛辣

というかアリシアと邂逅するのが
初日から7日後なのに、
最短で12日でアリシアENDに到達するので、
実質5日会っただけで個別ルート終了するんですよね。
尺短すぎて話の展開も
どうにもこうにも語ることもないですね。

話自体も
日常会話は超最低限で
Hシーンも夢現状態で尺短いし
いきなし眷属ENDの投げっぱなしで終わっちゃいます。

せめて彼女の背景描写をしてくださいよと。
ドラキュラの背景描写はあるのに、
ヒロインのアリシアの背景描写がないのが
構成的におかしいですよね(真顔


館の主の話なのに、
モブキャラみたいな扱いで
この適当っぷりはなんだかなあって感じですね。
館やメイド、リィン、ハロルドとアリシアの関係性や
諸々の館の謎が解明されるルートだと思って、
勝手にwktkしていたので、
プレイ後のがっかり感は半端なかったです(小声

結局、ドラキュラ設定でなんでもあり、
細かい諸々の設定は想像でおまかせで
ほとんど何も説明しない終わり方で
消化不良感が半端なかったです。

後、日数経過で
自動発生する館炎上のEND13のBADENDは
とりあえず、館モノなので、
館を燃やしてみました感が否めなかったです。
誰がやったのかすら解明されませんしね。





■リィンルート
リィンルートは
もはやルートといえるのかくらい話が短いので、
感想も何もないですね(真顔

というかリィンと邂逅するのが
最短初日から10日後の11日目で
そのままその日に個別ENDになるので、
実質1日会っただけで個別ルート終了するんですよね。
アリシアルートも短いですが、
リィンルートはもはやルートといってもいいのかってくらい
出落ちENDなので、
どうにもこうにも語ることもないですね。

話自体も
11日目に邂逅して
即H、H後にリィンの設定を
数行垂れ流しで即END。
これはもうモブENDみたいなもんですよね(小声


リィンは過去の不幸ネタから
ドラキュラ?から永遠の命を授かって
今までずっと不老不死で生きてきたとかいう超設定は
まあいいでしょう。

ただ、その後のオチですが、
永遠の生命が何故か尽きかけていたところ、
最後に主人公と思いでHしたところ、
何故かリィンは死ななくて、
リィンENDで主人公と仲良くパン屋を開きましたとさ。

…。
もう適当すぎる設定の継ぎ接ぎ話すぎて
どう反応すればいいのかわからないですね(辛辣
何故か命が尽きそうからの何故か命が尽きず解決の流れには苦笑い。
うーん、なんでもかんでも
理由付けせずに問題発生から解決しすぎですね。


後、リィンが主人公にあった際に
やっと会えたねお兄ちゃんといっていましたが、
結局二人の関係性の説明もなかったですよね。

恐らく、ピアノを弾いていた屋敷の子供がリィンで
数日間、ピアノの幻聴を聞いていた主人公に
やっと会えたねお兄ちゃんということだと察せられるんですが、
完全に説明を放棄してますよね。
というかこれが上記通りの描写だったとしても
だから何?としかいえないのが
この話の最大のツッコミどころなんですけどね(真顔

うーん、伏線放置しすぎ、
説明しなさすぎ、設定が突拍子もなさすぎ、
全体的にキャラ描写も背景描写も日常描写も薄すぎ、
シナリオの尺も短すぎ等、
総じて問題点が多すぎでしたね。
何も考えずに次々テキストに
設定をどんどん盛り込んだだけなのかな(コラ

全ルートクリア後に
解放されるおまけシナリオがありますが、
本筋に全く関係のないおバカシナリオを書く暇があるなら、
本編のシナリオをもっとちゃんとしてくださいよと
思ったのは俺だけじゃないはず…。

ちなみに、
俺のシナリオ達成率は

美奈:56%
リリィ:68%
ルキア:63%
アリシア:79%
リィン:100%

でした。

シナリオ踏破率が全然埋まってませんが、
攻略サイト見ながらプレイしたので、
CG100%になったしこれにて終了でいいかな。

踏破率回収したら
設定関連の伏線回収されるかもしれませんが、
リィンの60%→100%のシナリオ達成率埋めが
追加選択肢によるどうでもいいメイド達の会話で
設定関連の説明もなかったんですよね。
これなら、他ルートの未回収話も大して
設定の回収もされなさそうなので、
これにて終了(ry


館ものは俺好みのジャンルだったので、
なんだかんだで楽しめるかなあと思っていましたが、
最初から最後までちょっと俺とは合いませんでしたね。
超展開の凌辱BADENDのシーンが
一番心躍ったというのも悲しいものです。

設定投げっぱなしゲーでも
MBS Truthの『灰被り姫の憂鬱』は楽しめたので、
本作は話の展開の仕方が微妙だったかなあと。

さて、本作をプレイするなら、

・elfの『河原崎家の一族2 完全版』
・BLACK Cycの『夢幻廻廊』 
・dark sideの『花園の娘』
・D.O.の『雑音領域 』
・アトリエかぐやの『霧谷伯爵家の六姉妹』
・apricotの『夢幻夜想曲 リニューアル』


等、
ぱっと思いつくだけでも
良質な館ものがこれだけ挙げられるので、
あえて今作をプレイする必要もないかなあ(小声

その他の作品だと、
Lilac Softの『end sleep』やMinkの『椿色のプリジオーネ』
シルキーズプラス A5和牛の『根雪の幻影 白花荘の人々』
Jadeの『俤-OMOKAGE-』あたりと
比べても1段落ちるかなあ。

せっかくの館もの設定で
愛憎劇や殺人事件、狂気展開等がないと、
いまいち盛り上がりませんね。

馬鹿さ加減でいうなら、
テトラテックの『怪奇! ドリル男の恐怖』
ある意味楽しめましたっけ(ナニ


以上

久々にマイナーゲーを崩しましたが、
正直、微妙だったので、
消化不良感が半端ないですね。

このもやもやを解消するために、
スカッとする抜きゲーでも崩しますかね(ナニ