C’s wareの『VIST』の感想でも書きますか<挨拶

VIST

1周目はぼちぼち楽しめました。
なお個別ルートが8個あるにもかかわらず、
周回は9.5割既読で超絶作業ゲーの模様。
※ネタバレ注意



VISTのDVDボイスバージョンでプレイ。
対応OSはWin95/98ですが
俺のvistaちゃんやwin10でも普通に起動しました。
ただし、インストール後のフォルダ内のEXEを選択してもエラー(Usage:EScriptV2なんちゃら)を吐いて起動しないので、ゲームディスクをドライブに入れてディスク内のINSTALLアイコンからSTART from HDを選択して起動。
これでオッケー。
また、win10の場合はフルスクリーンでもウィンドウズモードの大きさになるので、INSTALLアイコンのプロパティーの互換性の設定から640×480の解像度で実行するを選択。
これで起動後にフルスクリーンの大きさになります。
ちなみに、俺のPC環境では他のゲームと違ってマルチディスプレイでも
フルスクリーンのまま、そのまま画面をマウス移動して別画面を操作できたので
ウィンドウモードでプレイする感覚でゲーム進行できました。

ディスクレス可。
回想モード20。
CG211枚(差分や風景含む)
女キャラのみボイスあり。
テキスト窓透過調整機能なし。
バックログ有り。
テキスト送りはホイール×。マウス・エンターキー進行。
強制フルスクリーン。
QS/QLなし。既読スキップなし。
以下シーン内訳。

■エリュ
・主
フェラ、愛撫、正常位(全裸)


■やよい
・主
やよいの部屋、クンニ、正常位(全裸)
夜の学校、愛撫、脚上げ立ちバック(全裸)


■瑛子
・主
夢オチ、キス、胸揉み、乳吸い、騎乗位(全裸)
キス、愛撫、バック(全裸)

・主以外
保健室、主の前で胸揉み、未遂(藤代&鹿島&仲山、普段着)


■圭子
・主
1、主:覚醒で暴走状態、正常位(制服)
2、主:覚醒で暴走状態、正常位(制服)
圭子の部屋キス、愛撫、座位(全裸)


■凛
・主
キス、愛撫、正常位(全裸)

・主以外
キス、胸揉み、主:覗き見(倉橋、普段着)
胸揉み、座位、主:覗き見(倉橋、普段着)


■玲子
・主
凌辱、正常位(全裸)

・主以外
媚薬、立ちバック、座位、外出し(倉橋、普段着)
媚薬、輪姦(黒服達、全裸)


■明日夏
・主
フェラ、愛撫、座位(全裸)
愛撫、フェラ、座位(全裸、CG使い回し)

・主以外
媚薬、吊り上げ拘束、愛撫(宗親、全裸)


■カシア
・主
主:鎖両手拘束、座位(全裸)


■ティファニ
・主以外
バック(ウォルター、全裸)


はい、主人公が巷の猟奇殺人事件に少しずつ巻き込まれていく
C’s wareの『VIST』です。
主人公の夢、猟奇殺人事件、公園に出没する謎の獣、消える浮浪者、
感染症、暗躍する襲撃者、怪しい黒服達、
地下坑道と研究施設、複数の暗躍する勢力等、
サスペンス要素があり、1周目は先が気になって
さくさくプレイすることが出来ましたね。

なお周回は冒頭通り、
個別ルートが8個あるにも関わらず、
9.5割既読で超絶作業ゲーの模様。
しかもシナリオ面の補完が全くされていなかったので、
結局、1周だけプレイすれば十分なんですよね。
ぶっちゃけ周回は時間の無駄といってもいいレベルでした(直球


9.5割既読というのは別に誇張しているわけでもなく、
ルートによってはクリア後のEP以外、
既読で9.9割共通の個別ルートもありますからね(真顔
俺は気合でENDコンプしましたが、
それでもCG5P1-1、5P2-3のみ未回収でした。

というわけで本筋は一本道のゲームなので、
1周すると周回はほぼ共通でスキップの嵐になるんですが、
本作はただのADVパートというわけではなく、
MAP選択や画面移動、画面探索、戦闘システムと
頻繁にマウスクリックするひつようがあるため、
スキップしてそのまま放置できないんですよね。
さらに冒頭通り、ヒロインごとに個別ルートありで8ルートあるわけで
ルート回収作業がかなり面倒でした。

んで、問題なのは
周回がスキップ地獄なのに、
既読スキップがないんですよね。
これは結構致命的な仕様でした。
しかもCTRL押しっぱじゃないと
スキップしないのが作業感に拍車をかけます。


MAP選択や画面移動選択でその都度クリックする必要があり、
なおかつスキップは既読スキップなし、CTRL押しっぱしなければならず、
ADVゲーのようにスキップ放置できないのが最悪でした。
時間の無駄感が半端ないので、テレビでも見ながら流れプレイ推奨。

一応マルチディスプレイでプレイしている人限定ですが、
CTRL押しっぱ中にゲーム画面ではないほうのディスプレイ画面を
クリックするとスキップ継続状態になります。
アイテム選択時はスキップが止まりますが、
MAP移動や画面選択、戦闘画面でクリック後もスキップ継続になるため、
この継続機能のおかげで周回作業でCTRL押しっぱするひつようがなくなり、
かなり楽になったのはよかったです。
まあこの仕様に気づいたのが5周目だったんですけどね。
後、前述通り、スキップは未読もぶっ飛ばすので、
未読イベント前のMAP画面か戦闘・移動画面で解除推奨。
上記のスキップ継続方法ではADVパートではスキップを解除できないので注意。
まあ周回の未読部分なんてほとんどなかったので、
基本スキップでも問題ないですけどね。

ただ、それでも周回で誤って
未読までスキップしてしまった際に
バックログが読みづらいので、確認しづらいのもマイナス。
このバックログは1テキストごとの表示なんですが、
巻き戻すと何故か1行省略されて全文読めないことが多々発生して
バックログとして機能してなかったです。
このゲームは設定が複雑なのでバックログで読み返したいのに
この仕様はたいそう困りましたね。
また、画面転換のエフェクトの瞬間表示できないので、
毎回たらたらと画面が暗転するのを待つ必要がある点といい、
MAPの選択作業の煩雑さといい、周回作業のやる気を著しく減退させられました。

次、シナリオ関連。
ネタバレ全開で話すのでご注意を。
シナリオに関しては事件系のサスペンスものかと思ったら、
人外要素全開のSFファンタジーでした。
まあそれは別にいいんですが、
5章で明かされる真相が単純に面白くないんですよね(コラ
主人公が星守の一族、とあるキャラが実験で生まれた存在等、
特に心躍る設定でもないので、尻すぼみでした。
星守と霧の獣の設定自体は壮大なんですが、
ちょっとスケールが大きすぎて逆に頭に入っていかなったです。

1~4章は次々と謎や事件が発生して
これからどうなるんだというwktk感があったんですが、
5章になる前に諸々の真相が大体判明しちゃうんですよね。
5章からは凛以外は新キャラしか登場しないし、
ヒロインは蚊帳の外状態で完全に主人公の過去がメインの話になるので、
4章までが面白さのピークだったかなあ。


後、前述通り、個別ルートは本筋が同じで
個別ルートというよりEPがあるだけの個別ENDといってもいいので、
ヒロインとの日常や親密になる描写が圧倒的に足りなかったです。
また、一部のキャラの設定が詳細に説明されないので、
結局、このキャラは何だったの?あの行動の意図はなんだったの?目的はなんだったの?等、
疑問が次から次へと湧いて出てくるんですよね。
中途半端にぼかして語られるも詳細な説明がないまま、終わるので
全エンドクリアしても謎が解けたような爽快感はなく、かなりモヤっとしました。
俺が頭悪いだけですかね?

そして何度も書きますが、
このゲームはヒロインごとに
個別ルートありで8ルートあるんですが、
本筋は一本道で個別は
各フラグの分岐選択肢後、一部Hシーン、
4章9日目の選択肢後、EPの数行だけなので、
回収作業にめちゃくちゃ手間がかかる割に見返りが少なすぎるんですよね。
大半のEPがラストに主人公が帰還するだけなので、
目新しさがないのもマイナス。
具体的にヒロインの個別ルートごとの未読テキスト部分を挙げると、

凛:Hシーン、海外出立前の会話、EPの帰還
ナナイ:5章の選択肢2箇所の会話、EPの帰還
圭子:学校の選択肢後の散歩イベント、Hシーン、海外出立前の会話、EPの帰還
エリュ:好きの選択肢後の数行、EPの帰還
カシア:路地裏と屋敷の選択肢後の数行、EPのすれ違い会話
玲子:Hシーン、EPのピロートーク
やよい:Hシーン、海外出立前のHシーン、EPの飛行機出立
明日夏:5章の選択肢後のバーの会話、Hシーン、海外出立前のHシーン、EPの海外での会話


これだけです。
もしかしたらスキップ時に
多少の差分テキストの見逃しあるかもしれませんが
上記以外の新規イベントは全くなかったです。
また、上記のシーンに関しても
出立前とEP以外の大半のシーンは
途中セーブのデータから選択肢分岐ですぐ回収できるので、
個別ルートのシナリオという感じは全くしなかったです。


まさか共通以外の個別イベントが
ほとんどないとは思わなかったですね。
そのくせ途中セーブを駆使してもルートごとに
大体30分~1.5時間程度かかるんですよね。
特に5章はナナイルートを除くとEP以外、全部共通なんだから
章ごとシーンスキップさせてほしいレベルでした。

というかEPが短すぎて余韻少なすぎなんですよね。
せめて5章で主人公を追って海外にやってくる人物を
凛固定ではなく、各ヒロインに固定して
EPで1回、エロシーンを用意してほしかったです。
ナナイなんかヒロインなのに、
エロシーンすらないですからね。

大事なことなので何回も言いますが、
正直、個別ルートというものの
ラストにただのとってつけたような数行のEPがあるだけなので、
1周すれば十分なレベルですね。
ぶっちゃけわざわざ回収する必要なかったなあと断言できるくらい
本筋以外のルートに中身がなかったです。

んで、昔のゲームでありがちなんですが、
選択肢次第で複数のヒロインとHしまくりです。
共通ルートでエリュ・圭子・瑛子とは確定Hありでした。
正直、圭子はメインヒロインみたいな扱いなので、
この展開で主人公が責任取らずに別ルートに行くのは不義理なレベルですね。
というか圭子はキャラ立ちしておりヒロイン力もあり、
彼女のルートだけはEPも余韻がある〆だったので、
圭子ルートだけプレイすればいいんじゃないかな。


まあ主人公の過去を知れば、
魂の繋がりという観点から見ると、
エリュやカシアがメインヒロインという立ち位置っぽいですが、
作中で主人公と関わりが深いキャラは圧倒的に圭子や凛、やよいなので、
現代のヒロイン達に肩入れしてしまうのもしょうがないかなあと。

にしても、
まさか物語で重要な立ち位置であるエリュやカシアの個別ルートが
EPの帰還イベント以外、日常イベントどころか
過去や設定に関する追加テキストが全くないとは思いませんでした。
海外出立前の選択肢でもどこにいるかわからないから会えなくて
イベントなしの模様。

エリュは帰還イベントもベッドの会話とおでこにキスのみで
エリュの日本での諸々の行動や
リュゼンやカシア達との関係、星守の過去、彼女の役割等、
全部ユーザー側の推測にお任せですかそうですか。
藤代のとどめを刺す時に止めようとした理由は同族だから、
研究所は獣の悪化症状を止めるアンプルを探すため、
公園徘徊は霧の獣探しともう1人の星守であるリュゼンと会って
獣の悪化症状の解決策を問うためと推測できますが、
やはり本人の口からの説明してほしかったですね。

また、もうひとりの重要ヒロインっぽいカシアは
主人公とほとんどまともに会話してないし、
結局主人公との関係が何だったのかようわからんかったです。
5章で髪が茶髪になり長くなって
主人公がカシアを誰なのか既視感を覚えて
察している描写がありましたが、
普通に誰だかわからんがな(半ギレ

見た目と髪型はエリュっぽいんですが、
ヴィオ関連の過去話が語られないのでようわからんかったです。
ダナートに騙されていた云々の話もようわからんかったです。
というか主人公を狙っていた理由もようわからんかったです。
子どもをほしかった?っていうのもなんだったのかな?

後、屋上での瑛子とカシアの会話もなんだったんでしょうね。
まあその後のH展開とダナートのくだりから察するに
瑛子がダナートに騙されていたことをカシアに伝えたのかな?
瑛子がカシアに抱きついていたのは同胞との再会ですかね?

その他に父親関連もわかりづらかったです。
ダナートとの会話から察するに、
結局、主人公の父親が主人公の記憶を封じていて
んで、父親=霧の獣ってことですよね。
霧の獣は主人公の中に存在していて
でも主人公の魂は霧の獣と敵対する星守のヴィオ、
なるほど、わからん。
父親がいつ霧の獣になったのかがようわからんです。

ヴィオ・父・母・主人公が霧の獣に襲われ
母死亡、父自死で霧の獣と同化、ヴィオ主人公と同化ってことですかね?
それとも星守と遭遇時に研究員が獣化した時点で父は霧の獣になったんですかね?
後者だと時系列が合わないのでおそらく前者なのかな?

鳥頭で頭が悪いので、
察してください的な描写で終わらせられても、
テキストで説明してくれないとわからんのです。
というか瑛子の消失理由自体も主人公の夢が現実だったオチでしたが、
エリュが病院から森に行った理由も
瑛子がエリュを守った理由も説明なかったですね。
まあ前者は霧の獣を説得、後者は霧の獣の討伐だと推測できますが、
やはり本人の口からの説明してほしかったですね(2回目
後、ティファニって結局、なんだったんですかね?
あのキャラもようわからんかったです。

主人公と星守、実験で作られた獣のキャラ達との相関図を
もっとわかりやすく解説してほしかったです。
スティカ(主人公の母親が原型)や瑛子(カプセル収容の瑛子が原型)等、
元の人物と姿形が同じ獣が多いので、
余計にこんがらがるんですよね。
星守関連のヴィオや獣のキャラ達、
主人公の父親の過去の詳細が語られることなく、
よくわからないまま、終わるので、
結局なんなんだよこの物語は!?状態でした。

感想書いた後にどっか考察しているサイトないかなあと
ぐぐったり批評空間を覗いてみたんですが、
設定に関して言及している
ネタバレありの感想を書いているサイトが全く見当たらなかったので、
8ENDコンプしたのにようわからんまま、終わりましたとさ。

次、エロ関連。
Hシーンは昔のゲーム特有の唐突なシーンが結構ありましたね。
後、数名のヒロインは
主人公以外のキャラともHしたり凌辱されたりするので、
これも昔のゲーム特有でしたね。
凛や玲子は共通で他男とのHは回避不能でした。

玲子は年増なので
別にどうでもいいですが、
凛は隣の家に住む姉キャラなので、
結構魅力が減退しました。
おそらく媚薬を盛られたんでしょうが、
あんな見るからに裏がありそうな
優男のゲスキャラに身体を許しちゃうのは
そこはかとなく悲しかったです。

そういえば、
主人公は意識ぶっ飛んで圭子に襲いかかりましたが、
あれはちゃんと理由があってよかったです。
おそらく主人公の中の霧の獣が発動して
暴走状態になったってことですよね。

ハードエロに関しては、
瑛子の輪姦は未遂、明日夏の輪姦は省略、玲子の輪姦数行で終了等、
凌辱ゲーマーとしては物足りなかったですね。
昔のゲームなのでエロシーンの尺も数行で終了がざらです。
まあ原画が八宝備仁氏といこともあり、
今でも見抜きできるレベルのエロさでしたけどね。
昔と今の絵柄が全然違うので、げっちゅ屋の原画見るまで
気づきませんでした(小声

次、システム関連。
システムは古いゲームなので、UIが超不便でした。
とりあえず、MAP画面と移動選択画面、戦闘画面でしかセーブできないのが×。
分岐が多いゲームでこの仕様はいかんでしょう。
また、移動選択はほぼ同じ画面なのに、無駄にルートが長くて面倒でした。
学校もそうですが、研究所や地下坑道、神納邸の内部が無駄に広すぎでしたね。
夜の校舎で行き先をミスったら、
カティアと瑛子の屋上のイベントが発生しない等、
面倒極まりなかったですね。

次、戦闘関連。
戦闘に関しては
勝利/敗北がわかりにくいですが
敵の攻撃画面切換時に回避、
後は適当に一点集中で攻撃していればほぼ勝てます。
ただし、5戦目の神納邸の戦闘は異常に敵が強いので注意。
アイテム「カメラ」を頭に使用しまくって目くらましたら3連続胴攻撃の繰り返し。
ラスボス戦も最後にアイテム「蒼い秘石」を使用。

ちなみに、セーブデータによって
攻撃パターンが毎回ランダムに変わっているので、
これは紛うこと無くクソシステムと断言できます。
特に前述通り、5戦目の戦闘は難易度が高く無駄にシビアなので、
カメラの効果がなかったら周回しなかったでしょうね。
1周目はカメラが使えると気づかずにプレイしたので、
総当りでターン毎にメモりながらやって
20分くらいかかりましたからね…。

■自分用戦闘メモ
1戦目の公園の戦闘は
「倒れた身体を幾度か痙攣させ、徐々に姿を変異の前の姿へ変えていく」が勝ち
「…圭…子、視界を取り戻しとき」が負け

2戦目の大学の戦闘は
「絶叫が響き渡る、人気のない闇に消えて、やがて霞んでいった」が勝ち
「感情が支配し、冷静さを欠いていた、相手は巧みに~」が負け

3戦目×3の地下坑道の戦闘は
いずれの戦闘でも負けたら即ゲームオーバー

4戦目の神納技研の戦闘は
「パールの一撃が化け物身体を貫く、その瞬間、蒼い炎が灯る~」が勝ち
「どう猛な牙で肌を裂かれ、数度の殴打、駄目…だっ…た…」が負け

5戦目の神納邸の戦闘は
負けたら即ゲームオーバー

6戦目の洞窟の戦闘は
「自分にも同じ何かが、身体に宿っている」が勝ち
「相手の一撃が、身体の自由を奪う」が負け

7戦目のラスボスの戦闘は
「何も…感じない…、意識の欠片さえ何も残っていない」が勝ち
「ゆっくりと理解する」が負け
なおいずれかの戦闘で敗退すると、その時点で
ENDがBAD固定になるので要注意。


以上

星守関連の設定周りが解明されると思って
個別END回収のために一週間くらいvistやってました。
なお前述通り、全END回収しても詳細な設定は語られず、
ENDコンプしても徒労感しか残らなかった模様(死亡
疲れたので次は頭使わないゲームやろうそうしよう。