catwalkの『魔王と踊れ! II change of the world』の感想でも書きますか<挨拶

魔王と踊れ!IIDL版

昔懐かしのファンタジーRPG。
ゲーム性は1より利便性が上がりました。
シナリオは1のほうが面白かったかな。
※ネタバレ注意



対応OSはwin2000/xp/vistaですが、
俺のwin7 64bitでも起動しました。

ディスクレス可。
CG72(差分除く)。回想15。
クチュ音、パンパン音、BGVなし。
QS/QSはダンジョン内のみ可。Autoあり。
ボイス連続再生はバッグログのみ、継続再生機能あり。
テキスト窓透過調整機能なし。
テキスト送りはオプションの設定からホイール送りも可。
以下、エロシーン内訳。

■マリー
・主
愛撫、クンニ、正常位、破瓜、中出し(下着)
フェラ、口内/座位、中出し(普段着)

・主以外
ダリステス:キス、グリモア:キス、愛撫、グリモアがマリーに疑似竿肉虫でバック、中出し(下着)


■ファータ
・主
胸揉み、乳吸い.正常位、破瓜、中出し(普段着)
パイズリ射精、座位、中出し(全裸)

・主以外
グリモア:ファータに蔦拘束、蔦挿入(全裸)


■クリン
・主
キス、愛撫、騎乗位、破瓜、中出し(全裸)
フェラ、口内/背面側位、中出し(普段着/全裸)

・主以外
グリモア:クリンに蛇愛撫、蛇挿入(全裸)


■ユーリア
・主以外
キス、胸揉み、乳吸い、母乳(普段着、ダリステス)
巻き付き、3穴挿し、淫呪、クリピアス、潮吹き(全裸、蛇のようなミミズの魔法生物)/完落ち、正常位、中出し(全裸、ダリステス)
完落ち淫乱化、フェラ/バック、中出し(普段着/全裸、フランク)


■他
・モブ
ダリステスハーレム状態(モブ達)
牢屋、2穴挿し、中出し(モブ女、男信者達)
牢屋、腹ポテ、怪物出産(モブ女、男信者達)


はい、catwalkの本格ファンタジーRPG
『魔王と踊れ! II change of the world』です。
前作は周回でも戦闘skipができないという話をきいて
効率化のためにイージーでプレイしましたが、
2は周回でエンカウント戦闘を回避できると小耳に挟んだので、
ノーマルモードでプレイしました。

システムに関して
冒頭通り、利便性が結構上がっていました。
前作と比べると

・ダンジョン内は左クリック長押しでダッシュ移動が可能
・極一部のミッション以外はダンジョン内の移動によるスキルポイントの撤廃により区画移動回数に気を配る必要がなくなる
・周回はLV・スキル・武器防具強化・アイテム引き継ぎ可能、移動中SHIFTでエンカウント敵を避けることが可能なので戦闘は実質ボス戦のみ
・戦闘中にLVUPした際にHP・MPが全回復で更にヌルゲー化
・戦闘中に主人公以外のキャラでも宝箱が解錠可能になる
・各キャラごとスキルのショートカットボタンの設定が1枠可能になる
・1区画ごとに自動的に宝箱の位置がマッピングされる

この辺が主な変更点かな。
特にMAPのダッシュ移動と周回の引き継ぎ&エンカウント戦闘回避可能なのはグッド。
これで周回のEND回収作業が一気に短縮できました。
また、区画移動回数の撤廃によりまったり全区画を探索可能になったのも○。


次、スキル選定と職業関連。
これに関しては
正直、ノーマルモードでも超絶ヌルゲーで
どのスキルや職業を選んでも問題なくクリアできるので、
特に書くこともないんですが、一応俺が優先的に会得したスキルを記載しておきます。

・主人公
攻撃範囲拡大>命中率アップ、集中>ダメージアップ
重騎士

・マリー
魔法範囲拡大>白魔法>魔力アップ
正神官、神聖魔法

・ファータ
魔法範囲拡大>黒魔法
精霊魔術師

・クリン
攻撃範囲拡大>ダメージアップ
長弓士


こんな感じですかね。
前作同様、このゲームの戦闘システムは射程&範囲攻撃が正義なので、
どのキャラもまず範囲拡大LVをMAXまで上げたほうがいいですね。

主人公は序盤、命中率が悪くてイライラするので、
命中率アップと集中を重点的に割り振る。
重騎士にクラスチェンジしてスキル振り回しを覚えさせれば、
高火力の範囲攻撃無双で戦闘が一気に楽になります。

マリーはスキルの遠隔攻撃のディ・ラポールを覚えるだけで
1~2章の戦闘が楽になるので、
白魔法を優先して上げる。
LV4にするとHP大回復や全状態異常回復を覚えるので、
一気にLVMAXまで上げてもオッケー。
精霊魔術師にクラスチェンジして神聖魔法を覚えさせれば神罰で範囲攻撃可能。
また、周回では神罰があるとないとではBOSS戦の効率が結構変わってくるので、
1周目は精霊魔術師推奨。

ファータは前作同様、
範囲攻撃のディ・テジャスを覚えてからは一気に雑魚戦が楽になるので、
黒魔法を優先して上げる。

クリンは特になし。ご自由に。
長弓士にクラスチェンジして
スキル速射を覚えさせれば範囲攻撃可能。

中盤からはデストラクトⅠ・Ⅱを装備した
主人公のスキルの振り回しだけで敵を蹂躙できるので、
重騎士を選択して振り回しを覚えさせればどうとでもなります。
各キャラの2回目のクラスチェンジはどれ選んでもいいですね。
いや後半は上記の主人公の振り回しを毎ターン連打して
他キャラは範囲攻撃で残った敵を撃破すれば敵を殲滅できますからね。
範囲は菱形6マスと小さめですが、
一撃で大半の敵を撃破できる圧倒的高火力という点では
振り回しがダントツで使い勝手がいいです。

後、主人公のヘビーウォールやファータのミ・コーシェクもやばいです。
ヘビーウォールは1ターン、囮&ダメ0とかこれさえ使ってれば無双できそうですね。
ミ・コーシェクはアイテムのインビジブル同様、数ターン無敵状態になるので、
これまた無双できそうですね。どちらもバランス崩壊スキルかなあ。
まあ俺は上記のスキルを使うまでもなく、
振り回し連打無双でクリアしましたが。

そんなわけで、
ADVパート時のシナリオの敵の強大さに比べて
ゲームパートの敵が弱すぎて落差が激しかったです。
ラスボスも特に難所はなく、
全力攻撃連打でさくっと倒せました。
そういえば、前作から思っていたんですが、
補助魔法を戦闘前の区画で付与できるのは
わりと反則ですよね。
まあ補助魔法を付与していなくても余裕で倒せるので、
そもそものゲームバランスがおかしいですががが。
ぶっちゃけ本作のノーマルモードは
前作のイージーと大して変わらないゲーム難易度でしたね。

ちなみに6章以降は最短プレイで
エンカウントスルー、宝箱スルー、パワーストーンスルーしましたが、
それでも問題なく楽勝でクリアできました。
クリア時のキャラのレベルはLV30です。
後、毎回、パワーストーンをあらかた回収していたので、
6章王家の墓クリア時点で全キャラの武器・防具の強化LV6でMAXになりました。
それ以降、パワーストーンや宝箱はほとんどスルーしてさくさくプレイしました。
パワーストーンは強化幅が限界に迎えてからはいくら持ってても
強化出来ないのでしょうがないですね。

次、シナリオ関連。
冒頭通り、ネタバレ全開で話すのでご注意を。












シナリオに関しては
前作は魂回収の繰り返し、今作は敵勢力に敗退→撤退の繰り返しで
まあやっていることは違いますが、
繰り返しという意味では似たようなもんですかね。

とりあえず、ダリステスを倒せず、
撤退というパターンが3回も続くとさすがにだれますね。
その度にマグナガルドが活路を見出す流れで
またこの展開ですか何回、無策で特攻して撤退してるんだ、
こいつらピーチ姫かよってなります。
3回目のマグナガルドはさすがに生還不可能でしたが、
2回も同じ流れを経由したせいか
決死の場面の感動が薄れました(小声

後、前作と違って
ラストの展開が全然納得いかないですね。
特に主人公がラスボスを説得に成功するくだりは茶番くさかったです。
あの程度の薄っぺらい主人公の説得もとい説教で世界の力を放棄するとか
ダリステスは悪役に徹する意地すらないのかと呆れました。
まあ前述通り、過去編の卑屈さ加減を見ていたら、
この程度の説得で世界の力を放棄するというのもさもありなんとも言えなくもないですが、やっぱり彼はラスボスの器ではないですね。

説得の内容に関しても
名君の息子が何の力もない落ちこぼれに
おまえは孤独じゃない!一緒に未来を作って人生を歩もう!とか
全然落ちこぼれの立場にたって歩み寄っていない内容で
これで説得に応じてしまうことに逆にびっくりしました。
ありえんありえんありえんありえんありえん。
これじゃない感という意味で某ひとりじゃないよのポスターを思い出しました。

名君の息子が何をやっても上手くいかない落ちこぼれの気持ちがわかる!からの
名門の家訓を継ぐという将来が決められていて自由がないという苦しみが
落ちこぼれの苦しみは同じだ!は自然と渇いた笑いがでましたね。
形は違えど同じ排斥されたもの同士という点では主人公とダリステスより
グリモアとターシャの対比関係のほうが断然納得できるかなあ。
この何一つ納得できない説得に応じるラスボスの思考回路はどうなってんだ。
序盤、主人公がアドリアスに助けを乞う際に
対価もなしに自国の危機だから助けてくれという
感情論のゴリ押しで当然のごとく交渉に失敗しましたが、これが普通なんですよね。なお上述通り、ラスボスは感情論の説得に応じてしまう模様。

説得終了後も過去改変で世界が再構成されて
リヴファールは元通り。めでたしめでたし。ちゃんちゃん。
…。
これでいいのか。
というか世界を再構成したのに、
ユーリアやマグナガルドを生き返らせないのは
審判のターシャが私情をはさまなかったからとか言っていますが、
そもそもダリステスを倒すために過去改変をすること自体が
私情以外の何者でもないのでは?
というか死んだ兵士や町の人達、グリモアが生き返っているのに
身内側のユーリアやマグナガルド、レインをあえて生き返らせないのは
それはそれでおかしくないですかね。
そこはご都合主義でもいいので、
生き返らせてあげればいいのに…。
ターシャの言動や行動は最初から最後まで納得できなかったなあ。

というかダリステスは再構成された世界で生きてるか不明ですが、
ユーリアやマグナガルドが死んでこいつが生きていたとしたら
ちょっと納得できないですよね。
ただ、逆に死んでいたらラストで説得した際に
みんなで一緒に未来を作って人生を歩もう!とは何だったのか状態になるので、
結局、どちらに転がっても納得できないんですよね。
うーん、ここまで納得がいかないENDは珍しいですね。
前述通り、シナリオは1のほうがよかったかな。
終わった後の読後感はなにこれぇ!?状態でした。

これはちょっと周回する気が起きないなあと思いましたが、
周回はLV・スキル・武器防具強化・アイテム引き継ぎ可能でなおかつ
移動中SHIFTでエンカウント敵を避けることが可能でボス戦のみだったので、
2周目の分岐の3章でセーブして他2ルートを回収しました。

1周目はマリーでクリア。
2周目はターシャ。
ターシャルートの未読テキストは細かいテキスト差分を除くと
3章のルート確定の選択肢後、5章の屋根の上、6章の祠クリア後、7章の寄宿舎(デート&告白&H)、8章の誘拐時、8章のグリモア戦闘後、9章決戦前(H)、エピローグ

3周目はクリン。
クリンルートの未読テキストは細かいテキスト差分を除くと
3章のルート確定の選択肢後、5章の屋根の上、6章の祠クリア後、7章の寄宿舎(過去編&ヴァンパイアハンター編&告白&H)、8章の誘拐時、9章決戦前(H)、エピローグ

この違いだけです。
ターシャルートでは
グリモアのことをもっと掘り下げると思っていたんですが、
かなりあっさり気味でした。
というかグリモアがあのまま抹消して彼女は私とともにいるとかいわれても
全然和解した感じがないまま消えちゃったんですが…。
まあ一応ラストでとってつけたような救済措置があった分、
ユーリアやダリステスより扱いはましか。

クリンルートは過去編があるため、
ターシャルートよりシナリオ量は多いですが、
完全に本筋から脱線した話だったので、
ちょっと置いてけぼりを喰らいました。
いきなしヴァンパイア・ハンターが始まって
別ゲーになってましたからね。
まあどのルートも種族間云々の話は立場・種族・環境が変わっても
その人次第というメッセージ性自体は変わりませんが。
まあこのメッセージ性に俺は納得できなかったので(ごにょごにょ

それとぽっと出のキャラの死で
感動を誘う展開はお涙頂戴すぎて(以下同文
にしても、マリーといい、クリンといい、肝心な場面でやらかして
その際に他キャラが庇って死ぬのはどうなんですかね。
ちょっと展開がワンパターンでした(小声
2周目は2h程度、3周目は3h程度でEND回収して
さくっとコンプしました。

次、本編の過去編について。
過去編は微妙ですね(直球
元凶のダリステスは元々体力なし知力なしのいいとこなしで
クソ雑魚ナメクジ根性なしの役立たずだったという過去が判明するんですが、
こんなやつがラスボスかよ…ってテンション下がりました。
どうしようもない落ちこぼれが首飾りの力のおかげだけで
強くなったというオチを聞かされても反応に困りました。
もうちょっとましなエピソードがほしかったです。

後、ターシャがびっくりするくらい無能すぎなんだよなあ。
ぶっちゃけダリステスが誕生した間接的な要因って
完全にターシャのせいですよね。
そのくせ影の一族の審判の制約で
人間界のいざこざには関われないとか
自分が原因を作ったくせに何言ってんだって話ですね。
まあ直接介入したら話が終わっちゃうのでしょうがないんですが、
もうちょっとうまく描写してほしかったです。
同じ影の一族のアツィルトが人間達とのいざこざに直接介入可能なので、
ターシャも実際は介入できるんじゃないかと思っちゃうんですよね。

ターシャの不手際により
結果的にマグナガルドは隻眼になるわ、テルゼンは寿命縮むわ、
ダリステスが誕生するわ、そのせいでユーリアは凌辱されるわ、
リヴファールの女性達はモンスター孕まされるわ、
リヴファールの民や兵士達は怪物化されられるわ
とミスに対する代償が大きすぎて看過出来ないレベルでした。
制約だから無理の一言で終わらせられるのもなんだかなあ。
審判は世界に介入することはできない、運命を甘受するしかないらしいですが、
そのわりに人間界と関わってマグナガルドと結婚するし、主人公に度々助言はできるので、なんかモヤッとするんですよね。
そもそもラストで世界再構成したのはターシャだし…。

次、タイトルについて。
タイトルの魔王と踊れ2ですが、
魔王要素は全然なかったですね。
アツィルトは一応登場しますが、ちょい役でした。
スポット参戦のゲストみたいなもんです。
ウィッカとビナーが盗賊業をしているということは
1はウィッカENDの時系列で2とつながっているようです。
ウィッカが好きだったのでその点はよかったよかった。

次、キャラに関して。
優等生すぎる主人公は俺とは合わなかったです。
なんだかんだで覚醒後のアツィルト様は偉大でした。まる。
ヒロインに関しては特になし(オイ
前作のウィッカのように
気に入るキャラがいなかったので、
あまりテンションが上りませんでした。

次、サブキャラ。
ユーリアが完全に凌辱枠でしたね。
ぶっちゃけヒロイン達の凌辱はif設定なのに、
ユーリアやモブ達だけは凌辱不可避なのは
なんか不公平感ありますね。
モンスターを孕ませられる町のモブ達は
結局、総スルーなのも後味悪いです。モブ厳。
世界再構成したからオッケーと言われても後味悪いです(2回目

後、ルートごとに各ヒロインが
ダリステスに誘拐された後、
薬の投与だけで凌辱されないのは
製作者の都合ですかね。
そこは陵辱しとくべきでしょ(凌辱脳
まあif凌辱があるだけましか。
ただ、if凌辱やるならやるで
ちゃんとダリステスが挿入してほしかったです。
なんで3枠とも全部ゲテモノHなんですかね。
全部特殊シチュなので俺は使えなかったです。残念。

ちなみに、このif凌辱の条件がラスボス2戦目全滅なんですよね。
これ、攻略サイト見るまで普通に気づかなかったです。
クリアしたら3枠埋まってなくてびっくりしました。
いや普通にプレイしていたら、
どうやっても全滅することなんてないくらい
敵が弱かったので(真顔
各編ごとにセーブデータ残しておいてよかったよかった。

次、マリーの兄。
事故にあって死亡したというものの
死体が見つかっていないマリーの兄貴は
この設定必要だったの感がありますね(コラ
いや生きていてもどうせ封印されるなら、
何のために登場させたのかようわからんかったです。
帝国の悪事が発覚して打倒帝国感を増長させるためだと思ったら、
そのエピソードのすぐ後に帝国そっちのけでVSダリステスになるので、
結局、この設定が必要だったのか謎。

次、エロ関連。
回想内訳から分かる通り、
シーン数が15とかなり少なめです。
前作は23だったので、さらに減りました。
Hシーンは回想内訳通り、
ヒロインごとに和姦×2、if凌辱×1。ユーリア凌辱×3、モブ×3です。
終わり。
…。
書くのが疲れてきたので
どんどん雑になっていると突っ込むのは禁止で(オイ


以上

1・2終わったので、
残りはCODE:ARCANAだけか。
勇者を踊れ発売までにクリアできそうですが、
勇者を踊れとカオスドミナスって
発売日が同日で被っているんですよね。
どっちか延期しないかなあ(コラ