AQUAPLUSの『うたわれるもの 二人の白皇』の感想でも書きますか<挨拶

うたわれるもの 二人の白皇 - PS Vita

二人の白皇がアニメ化するらしいので、
今更ながら崩しました。
※ネタバレ注意



vita版でプレイ。
CSゲーなので勿論エロシーンはありません。
CG53(差分除く)。
QS/QSなし。Autoあり。
スキップあり。
バックログあり。

はい、『うたわれるもの 偽りの仮面』の続編
『うたわれるもの 二人の白皇』です。
37h弱でクリア。
結構時間かかりましたね。
ムネチカの試練やクリア後の夢幻演武は未プレイです(小声
まあアヴァロンの謎のクリア後のダンジョンを
100Fまで踏破した暇人なので、
気が向いたらプレイするかもしれません。

まず、シナリオ関連。
前作の終わりからして盛り上がらないわけがない開幕だったので、
今作は序盤から中だるみせずに一気にプレイすることが出来ましたね。
俺は重苦しいシナリオが好きなので、
ハクがオシュトルの代わりになると決意する
序盤の悲壮な雰囲気が続く展開には心躍りました。

ただ、話の面白さのピークはライコウ戦までかなあ。
ウォシスと愉快な仲間達に関しては
言動が薄っぺらく行動に確固たる信念や大義、忠義もなく、
終始、小物感ばりばりでライコウと比べると、
最後までキャラの魅力を感じることはなく、役者不足でした。
こんなキャラが黒幕ですかと思ったのは俺だけじゃないはず(コラ
ウォシスに仕えている冠童達もイラッとするキャラばかりで困った困った。

また、終盤のトゥスクル参戦は
盛り上がる場面なんでしょうが
俺は特に何も感じなかったです(真顔
トゥスクル陣は強さがインフレしているため、
彼らが参戦すれば結局なんとかなる的な
ご都合お助け集団と化していて話が茶番臭くなるんですよね。

そんなこんなで最後のトゥスクル連戦も
エキシビションマッチみたいな感覚だったので、
早く終わらないかなあと思いながらプレイしていました(オイ
クオンを助けたいと思うほど感情移入できなかったので、
テンションが上がらなかったのはしょうがないですね。
ただ、最後はハクオロさんが救済されてめでたしめだしだったので、
終わりよければ全てよしかな。

次、キャラ関連。
キャラに関しては
前作同様、やっぱり双子が好みかな。
俺は主人公に尽くしてくれるヒロインに弱いのです。
EDでもちゃっかりハクに連れ添っていてニヤッとしました。

次、ネコネ。
ネコネは前作であった
主人公に対する暴力描写が一切なくなりました。
兄を自分のせいで失った悔恨や
主人公にオシュトルを演じさせる罪悪感の描写が多く、
シンクロしやすく感情移入度高めでした。
前作の偽りの仮面からの成長が特に著しいキャラともいえます。

次、クオン。
クオンさんにはがっかりだったなあ(直球
前作のラストからして敵対する展開になると思ったのに、
あっさり合流したのには肩透かしを喰らいました。
クオンの一時の記憶喪失、ヤマトとの敵対、オシュトルをハクと認識
この3点はもっと引っ張ってほしかったですね。

というかクオンは
皇女のくせに国を放置しすぎだったり、
なんでもかんでもハク優先の恋愛脳だったり、
ぶっちゃけ自国に対する責任感がなさすぎですよね。
トゥスクル勢も最初から最後までクオンを溺愛して
甘々状態なのでなんだかなあと思わんでもないです。

トゥスクル陣の過保護っぷりと
仲良しこよしを散々見せつけられて
孤独云々言われても反応に困りました。
アンジュに散々皇女の責務やら覚悟が足りないやら
なんやら罵倒していましたが、
家出や遠出ばかりして自由奔放な我儘娘のクオンに
国を背負ってる感は全くなかったですね。
結局、最後も衝動にあっさり負けて
身体を奪われて仲間の足を引っ張る模様。
EDでも政務すっぽかすしまるで成長していない…。

ただ、クオンは人として生きることを望まれた
神をその身に宿す人物という設定なので、
行動が自分本位なのも恋愛脳なのも精神が不安定なのも
いかにも人間的なことでちゃんと理由付けはされているんですよね。
まあそういう設定があっても
納得できるかと言われると感情論派の俺としては納得できないので、
その辺はもうしょうがないですね(オイ

次、ゲームシステム関連。
いつものSLGですが、
前作より難易度は上がってるかな。
俺は難易度「難しい」でプレイしましたが、
ライコウ戦で1h半プレイしたにも関わらず
ギリギリ倒せなくて戦闘やり直しを喰らったので、
ライコウ戦以降、難易度「普通」に変更してプレイしました(小声
先にシチーリヤをさっさと倒していなかったせいなので、
初手の戦略をミスった模様。
あの時はイライラでvitaをフリスビーにして
布団に投げ飛ばしちゃいましたわ(ストレス耐性0

使用キャラに関しては
前作同様、火力正義でアトゥイ、ノスリ。
オウギは終盤、火力不足気味&
敵の防御無効攻撃で沈みがちでしたが、
円環の防御スキルが超優秀なので、
なんだかんだで使い勝手良かったです。

後は遠距離攻撃の双子は鉄板。
ネコネも回復・遠距離攻撃できるので使いやすかったです。
主人公の範囲内のバフ、クオンの気力上昇とこの二人はバフ要員として優秀。
フミルィルは行動順優先のバフ要員、忘却・移動低下のデバフ要員として優秀。
ちなみに、俺は回復要員多めにスタメンにいれる派なので、
主人公・ネコネ・クオン・フミルィルいれてました。

アンジュは火力が桁違いで強いんですが、
紙装甲&反動攻撃であっという間に沈むので、
ちょっと使い方に工夫が必要ですね。
俺のプレイングスキルが下手すぎて、
死中求活・万死一生・縮地を装備しても毎回事故死する模様。
ただ、難易度「普通」なら、
火力の暴力でゴリ押しできました。
やはり火力こそ正義!

今回は前作よりスタメン数が限られているので、
キャラ選定で結構悩みましたね。
キウルやヤクトワルト、ムネチカ、ルルティエは
枠の関係上、全く使わなかったです(小声
ムネチカはもうちょっと使えばよかったかも。

余談ですが、
無印で俺のお気に入りだったクーヤとサクヤは
結局、偽りの仮面や二人の白皇では
登場どころか話題にすら挙げられなかったのが
そこはかとなく悲しかったです。
ゲンジマルのエピソードがあった時は
もしやクーヤ関連の話もあるのでは?と期待した俺氏無事死亡。


以上

そういえば、いつの間にかDMMDL販売の
leaf作品がWA2以外、販売終了していました。
悲しいなあ。