エヴォリミット

今日はプロペラのエヴォリミットの感想でもどーぞ。
俺はバトルものを買って熱くなろうと思ってエヴォリミットを買ったんだけど、どうやら違ったようだ。
面白いといえば面白いけど期待したほどではなかった。
というかバトルシーン少なすぎ。

災害の人達はもっとはっちゃけてくれよ。コウ以外、影薄すぎて空気だった。
シャノンの魅力とかも皆無。九鬼先生とまでは言わないけど、アルフレッド級の魅力的な敵キャラを作ってください。

後、進化を題材にしてるせいで戦闘シーンは緊張感が全くなく淡泊。
不完全燃焼でモヤモヤ。
ラストバトルのインフレもひどい。
ビックバンとか出てきておいてけぼりをくらった。

バトルものはいつも終わった後に気に入ってセーブしておいたシーンを見返してニヤニヤするんだけど、今作はそういったシーンがファントムキラーの1シーンしかなかった。
まあ題材がエヴォリミットだからしょうがないよねと諦観して次回に期待。

現代の主人公周りの人間関係を描いた作品としてみれば十分上々なんだけどね。
ただ、カラミティモンキーズの面々の心理描写が雑なのは少し気になった。もっと災害になった経緯や仲間としての過去の描写が欲しかった。

戦闘ははいはい進化進化だし、敵の心理描写ははいはい操作操作の一言で終わるからイマイチ納得もいかないし盛り上がらない。
感動させようとしてるんだけど空回り。

コウなんかはあれだけ妹に固執していたのに、リーティアルートでは雫とバトルしてあっさり諦めたり、
雫ルートではべたな説得であっさり理解してそんな簡単に妹の心臓の敵を諦めちゃっていいの?って思った。
一方的な思い込みと復讐で100年も殺意を研ぎ澄ませてきたキャラなはずなのにそんな簡単に上手くいくもんかなと。

まあコウが味方になって共闘する展開は確かに興奮したけどね。
そして、せっかくお前は生きろと言われて助かったと思ったのに速攻捨て駒扱いで殺されるという展開に泣いた。
それでも一番好きなキャラなんですけどね。
まあヒロインや学園の脇キャラは今までの作品のように魅力的なキャラが多かった。忍者は正直いらなかったけどね。

今作は前半の日常シーンから中盤のヒロインが恋人になるまでの過程や心理描写を重視しているように見えたので、バトルはあくまでおまけのように感じた。

それにしてもプレイ中、さっさとカラミティーモンキーズの話をやれと何度思ったか。前半の日常シーンや恋人になる過程よりこちとら過去編やバトルが気になってしょうがないんだよと。
じらされすぎて、日常シーンがあまり楽しめなかった。
そして、終盤にようやく始まったバトルや過去編が尻すぼみでがっくり。

以上

あやかしびとみたいな神ゲーはもう作れないのかな。