百鬼 ~淫黙された廃墟~(elf)の感想。
以下ネタバレ追記へ。
あかりが攻略できないとか馬鹿なの、死ぬの?
期待はずれの一言。
閉鎖された島という設定が生かしきれていない。
ゲーム性も皆無。
そして何より、あかりが攻略できない。
裏パッケージのあかりに惚れて、買ったのに攻略できないとは泣ける。
また、あかりは物語の核で主人公たちが事件に巻き込まれる原因でもあるのにあの扱いはない。
真エンドは、主人公と若葉の兄が同一人物あるいは輪廻転生で、あかりが生き返るエンドだと思って、冗長なテキストと不快な若菜の存在を頑張って乗り越えたのにあんまりな内容だった。
そもそも、過去編での若葉の兄とあかりの接点が少なすぎ。
若菜以外のヒロインのシナリオは紙みたいなシナリオだったので、それなら事件の核であるあかりを焦点に当てたほうが、より密度の濃いものを作れた気がしてならない。

メインの若菜が致命的に合わなかったのも痛い。
それと何度も言うけど、真エンドとあかりの扱いに不満。
真エンド解放の時のwktkが、プレイ後に粉々に砕け散ったのがこのゲームで一番印象に残った。
あかりは既に死んでいて結局、どうやっても助けられないとか黒髪ロング愛好家の俺に対する挑戦か。
後日談とかあんな糞展開はいりません。
この二つの出来次第では、名作になりえたかもしれないと思うと残念でならない。