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画像下。見切れてる。
ボーイミーツガール(FrontWing)の感想。
以下ネタバレ追記。
萌え分が足りない。至急輸血班を寄こしてくれ!!!
うざい発言・行動ばかりのヒロイン達、鈍感でへたれな主人公、寒いギャグと悪乗りにも限度があるということを知らない友人たち、そしてただ不愉快なイベント群。
もうフォローのしようがないほどひどいゲームだった。
こういうテンプレの萌えゲーは自分には向いてないとはわかっていたんだが、たまに絵買いしてしまうのがエロゲーマーの性か。

絵だけなら、真央・美羽が好み。ただ、シナリオが入ってくると萌えられない。そして、抜けない。
初回特典の本だけ見て満足してゲームは売りにいくべきだったか。
自分には合わなかったとしか言いようがない作品だった。ただ、これは萌えゲーとすら言えないかもしれない。
なぜなら、萌え分がないのだ。
自分はシナリオ重視の人間だが、萌えゲーには別にシナリオは求めていない。


萌えられればいいんです。


ただ、この作品には絶望的に萌え分が足りない。
萌えさせるには、その分ヒロインを魅力的に脚色してあげないと。
言動や行動の理由には細心の注意をして描かないと、それはただの自己中ヒロインになり変わってしまう。
ヒロインの中身と魅力をもっとしっかりと描かないといかんね。また、何よりも萌えゲーだとしても最低限の主人公や友人のまとも度が必要。
本作にはそれが足りない。
むしろ主人公やヒロインの魅力を削いでいるイベントやキャラ設定が盛りだくさん。

ただプレイヤーを不愉快にさせる子供のスカートめくりイベントだったり

限度を超えた行動を繰り返し、ことあるごとに主人公を嵌める友人達だったり

真央の主人公への腹立たしいまでの嫌悪感だったり

これらの上記の反論行動をまともにしないへたれ主人公だったり

無意味にうざい従姉だったり

全く可愛げのない美羽の口癖だったり

気分が悪いだけの陽菜の腹黒ぶりだったり

幼く、また無知すぎて逆に違和感を感じる七海だったり


萌えさせるよりむしろプレイヤーを苛立たせることに徹底しているのは気のせいか?
とにかく底が浅い、まだまだ浅い。
もっと緻密な心理描写と悶えせるキャラ設定をプリーズ。この程度が仮にも萌えゲーと名乗るとはなんたることか。
このことに関して言えば、七海シナリオでの七海の成長は良かった。ヒットする人にはいい萌え分にはなるんじゃないだろうか。
精神年齢が幼すぎたにもかかわらず、そこからの急速な女性意識をもつようになるというギャップがいいんじゃないかな。
でも俺は、最初の子供である印象が強すぎて萌えられなかったけどね('A`)

ただ、こういうキャラが作れるんなら、まだまだいいキャラを作れる可能性を秘めてると思うんだ。
ということで、他作品に期待ということで点数は50オーバーしとくよ、FrontWingさん!
無論、ゆきうたやそらうたのようにシナリオ重視の作品でも歓迎ですが。

以上

なんだか途中から自論になってたきがするが、気のせいに違いない。