1~3章でうるっとした身としては最終章のご都合主義には全力でずさーーーってなった。
あれだけ記憶戻らない、消えてしまうと言ってヒロイン達や主人公が苦悩してたのにラストの超展開で速効回復するのはありえない。
そこに至る苦労やら代償やらがないから、今までの記憶消去に関する設定が茶番と化してまう。
主人公は物語上最終的に記憶が戻るのはしょうがないが、母親が記憶を取り戻すのは無理がある。
後、過去編は何がしたかったんだ。伏線や設定の回収と思いきやどうでもいい話を展開して終了する体たらく。
〆をしっかりしないと物語全体がダメになる典型的な作品である。
まあそれでも面白いことには間違いないのでやって損はないかと。