ASa projectの恋愛0キロメートルを回収してきたので、先に前作のアッチむいて恋やってみた<挨拶

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シナリオの出来はぼちぼち。
馬鹿ゲーなので決して話の内容に期待してはいけない。
そこらの萌えゲーを、さらにスライスチーズくらいの薄さにカットしてみたってくらい薄味。
個別ルートが短すぎるからしょうがないね。

女装ゲーとしては、展開や設定が如何せん中途半端。
ただ、馬鹿ゲーとしては、まずまず。
注意点として、不快指数の高いヒロイン・サブキャラが多く、人によってはイライラする可能性あり。

このゲームはパッケ右上のちんまいピンクがカギを握っている。
優由がキャラ的にもシナリオの出来的にもお笑い担当的な意味でもこの作品の肝なので、
彼女が気に入らなければ、正直プレイする必要もない気がする。
まさしく優由一点突破ゲー。

以下ネタバレ感想。
とにかく優由が笑える。
存在自体がギャグ。それなのに、一番の癒し担当。
優由のシーンだけは全部声すら飛ばさずに聞くほど面白かった。
テキストの地力もあるけど、声優さんの力も偉大。

次点で朱。
彼女は美奈子ルートで株を著しく落としてしまっているのが勿体ない。
その他のヒロインは魅力皆無で、印象に残らなかった。
ルナやかぐやは、言動や行動に対しての不快指数が高め。
サブの理事長やホモ、寮長は馬鹿ゲーだから流したけど、不快に感じる人が多そうだ。

ぶっちゃけ、杏樹やメテオの方が断然攻略したくなるほど、
朱・優由以外のヒロインには魅力が足りてなかった。
ただ、上記2人以外の個別シナリオは出来自体が微妙だったので、
キャラの魅力を引き出し切れていないのが原因かもしらん。

テキストは要所要所で笑える場面があった。
特に優由が関わるシーン全般。
ただ、笑いのツボは人によって違うので、実際やってみて確かめてもらうしかないか。

個別はルートによって、無駄にシリアス入って出来が急降下するのが難点。
シリアス入るのはいいけど、キャラの魅力をわざわざ下落させてまでやる必要があるのか?
と疑問に感じる展開があって残念。