φageの終わりなき夏 永遠なる音律の感想でも書くか<挨拶

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ロケッツさんにはがっかりだよ…。

以下ネタバレ感想。
超毒舌につき閲覧注意。
キャラがひどすぎて萎えた。
人として終わってるキャラ多すぎ。

→隆
序盤の告白シーンで、印象が悪いを振り切って、最悪の底辺までいった。
主人公に告白の同行を頼んでおいて、土壇場で告白する勇気が出ず、
自分が嫌われたくないために、主人公に全てを擦り付ける行為には空いた口が塞がらなかった。
その後、自分からそのことを吹聴し出すとかいう屑っぷりには辟易した。
こんなのが現実にいたら、速攻で縁切るわ。
開始数分でこの話をもってくるのは、ある意味すごいね。
プレイ開始早々で真面目に読む気がおきなくなった。
中盤や個別ルートで、急激にお株をあげるも、
最初のぐう畜な印象が強すぎて違和感がぬぐえない。
主人公といい、隆といい、場面場面で行動や思考が
あまりにも乖離しすぎて歪にみえる。
単独ライターなんだから、もう少し統一性を持たせてほしい。

→律子
手段を選ばず、何が何でも無理やり藍を部に入れようとする行為に辟易。
主人公のためという理由があるとはいえ、
藍の事情をそっちのけで部員に勧誘する様は見ていて不愉快だった。
覗き行為の成敗の仕方も理不尽。
落とし穴を掘る行為もギャグで済まそうとしてるけど、駄目だろ。
顔グラが出るだけでイラッとする。
こういう自己中は凌辱ゲーでぶっ壊したい輩だから、
別ゲーまで出張ってこないでください。
序盤で退場するのがせめてもの救いだった。
ただ、律子がいなくなると、主人公の愚鈍さを糾弾するという立場の人間がいなくなるので、
主人公のヘタレ具合が急激に悪化する弊害が発生するんだよね。
もうどうにでもなーれ状態。

→主人公
自分よりうまく楽器を弾ける人が現れただけで、ヴァイオリンをやめるへたれ。
井の中の蛙にもほどがある。
また、藍にヴァイオリンを弾いてくれと嘆願するけど、
弾くのをやめたお前が言うな状態だった。まず、お前が弾けよと。
結局、怪我とかどうせ治せばいいだけの話だったし。
散々部のメンバーを集めて、土壇場で俺は弾きませんとかそりゃ藍はキレるわ。
後、なんでも問題を先延ばしにするのもいただけない。
澪の問題でのお門違いな発言の連続で、好感度がどんどん下がっていった。
以後も周りに促されないと、全く動かない主人公には絶望するばかり。
それなのに、口だけ達者でイラッと来る。
個別はどれも主人公のひどさと設定の矛盾が目立つので見てられなかった。

例を挙げるなら、
リーゼルートでリーゼの本当の気持ちに気付くほど鋭いかと思ったら、
藍や澪ルートだとありえないほどの鈍感っぷりを発揮し、
相手の気持ちを察せられず、無意識に相手を傷つけるほどの屑っぷりを披露した点とか。
可憐の気持ちにずっと気付かなかった奴は鈍感でFAでしょう。
大体、全体を通して一貫して愚鈍な主人公であるにもかかわらず、
ヒロイン達が、「巧は頼りになる!」とか言うのはありえない。
あまりのヒロイン達の節穴っぷりには、呆れを通り越して苦笑せざるを得ない。
まあ矛盾云々を抜きしても、
個別はどれも退屈で眠気を誘う平坦なシナリオだったからどうしようもないんですけどね。
あれだけ三角関係、いざこざ、大人たちの不和等、人間関係の問題が山積みだったのに、
無理やりハッピーエンド的な感じに終わらせるから違和感バリバリだった。
いやそんな簡単に和解できたなら、何故今まで放置してたんだよと。
話の収束と後味的に共通で終わりでもよかったくらい、個別はひどい。


始めて1時間くらいで、真面目にやる気力が失せたので、流し読み方式に切り替えた。
どうせちゃんと読んでもキャラにイライラするだけだし、しょうがないね。
歌音や澪も理由があるとはいえ、主人公べったりの極度の依存症で好きになれない。
当方は、依存キャラが大嫌いなのです。
リーゼは喋り方の時点でうざったい。
後、あのありえないドジの連続プレイはなんなんだ。
もっとやりようあったでしょう。ありえない。
藍はメンドイ。

まともなキャラが可憐くらいしかいない。
主人公も律子もヒロインも脇役の大人も自分のことを棚に上げて、
お前が言うな状態に当てはまるほどキャラがひどかった。
流し読みでさえ、キャラの言動や行動のひどさが目立ってあかん。
キャラ云々を抜きにしても、延々とつまらない日常描写で眠いテキスト等々、
やっていてつまらない。
なんでも、野球でケリをつけようとする展開にもうんざりした。
後、中見がないのに無駄に長いので、半分くらいの尺でいい。
無駄にオルタと世界観をリンクさせるのもいただけない。
音楽というテーマはなんだったのか。
後半になると、疎開話がメインで音楽の話とか完全にどうでもよくなってたな。
ageはいい加減過去の栄光に縋らずに、新作で勝負してくだせい。

以上

エンマギ同様、キャラが不快なだけのゲームだった。
どうやら味塩ロケッツ氏は処女作のSTEELに全力投球して、出涸らしになってしまったようだ。