RaMの『5 -ファイブ-』攻略完了<挨拶

5 (ファイブ)[アダルト]

連続撃沈。
あー駄目だ。
俺には全く合わなかったです。

※ネタバレ&超絶毒舌注意

数年積んでたゲームを消化。
鍵ゲーに似ているということなので、
鍵ゲーの予行演習のため、崩しました。

んで、今回は泣きゲーというより鬱ゲー寄りということで
少し前にプレイしたalmaやsnowより期待してたんですよ。
まあプレイして見事に撃沈したんですががが(ぇ


シナリオはどのルートも展開が唐突。
脈絡もない鬱展開が発生し、
置いてけぼり喰らいました。

いや後半の鬱シナリオ自体は
結構好みの展開なんですよ。
でもそこへ到る過程がかなり雑。
萌えゲーやってたのに、前触れもなく、急に鬱ゲーになって、
そのまま鬱設定垂れ流しして終わるという自慰シナリオでした。

萌えと鬱の落差を楽しめられればいいんですが、
あまりに中盤までの展開とは異なるので、
違和感バリバリでぽかーん状態のまま、
クリックしていたらそのままルートが終わっているというオチ。

後半の鬱展開になるまでは、起伏がなく面白みもない日常描写しかしてないので、
ヒロインの魅力を感じる場面も乏しく、後半に鬱シナリオになっても
特に何も感じることができず、あまり感情移入もできませんでした。
以下攻略したルートから雑感という名の毒舌感想。


■愛理ルート
このルートは、志乃とかいうキャラを出さない展開にして欲しかったです。
志乃は主人公寝取るし、口癖が気持ち悪いし、
登場の仕方も唐突だし、作品の世界観に合ってないし、
説明投げっぱなしで何故か木を切ったら消滅するし、
なんかやるだけやってさっさと退場するしでいいとこなしのキャラでした。
なにより、今までの流れぶった切ってのエロ連打は勘弁して欲しかったです。

また、ヒロインの愛理は俺が苦手な鬱陶しいテンプレ妹キャラで
特に魅力を感じなかったので
愛理自体が死んでたことが発覚しても、
あー死んでたの、そう…。って感じで琴線が動かなかったです。
ただ、全ルート終えた後、振り返ってみると、
このルートは話の〆というか後味的に一番良かったんですけどね。


■楓ルート
このルートは主人公寝取り型シナリオでびみょい。
彼氏の死んでるオチは予想の範疇でした。
でも、いきなしウエンカムイとかいう怨霊が唐突に出てきてイミフ。
このルートは中身なさすぎて特に語ることなし。
後、別に主人公をわざわざ仮死状態エンドにしなくてもよかったんじゃないかなあと。
特に代償や等価交換が必要なルートでもなかったのにね。


■禰音ルート
このルートは予定調和。
等価交換で禰音が死亡。
まあ刀の設定が出た時点で、
最後死ぬだろと思っていたので特に驚きもなく終了。

展開的に自然再生の話だと思ったのに、
途中でウエンカムイ&巫女関連の話にシフトしていき、
話がぶれてしまい、微妙でした。
一応最後に取って付けたように花畑再生させてましたが、
過程すっ飛ばしだったのでいまいちですね。
ただ、ヒロインの中では一番好みのキャラでした。


■ほのかルート
このルートは猟の話が出た時点で、
動物が撃たれるんだろうと思っていましたが、
まんま予想通りの展開でしたね。
ただ、まさかの全員全滅エンドの超展開でちょっと笑えました。

また、ヒロインのほのかが19歳の癖に幼すぎてちょっとキツイです。
鍵系の感動作品には精神年齢が低い幼稚なヒロインを出さなきゃ
いけない決まりでもあるんですかね。
俺はいつものごとく、小○生だと思ってプレイしてました。

最後は笑えましたが、冷静になってみると超展開で×。
愛理エンドみたいなほろ苦いラストなら全然ありだけど、
このルートはとりあえず、バッドにすればいいや的なノリっぽくて
あまり好きな展開ではなかったです。

キャラも薄いので、別に鬱にもならず、
終盤でばたばたと人が死にまくっても、あっそうって感(ry
鬱展開自体は好きなんですが、
これはちょっと違うかなあと思いました。


■真ルート
過去改変でリセットエンド。
終盤まで過去編以外、ほのかルートと大差がないので、
最初から過去編ぶっ通しでやってほしかったです。
そんなわけで、終盤までは過去編以外全部すっ飛ばしました。

過去改変して大団円?っていうとそうでもないです。、
というか妹は設定的に病気で死んでなきゃおかしいのに、
なんで生きてるの?ってなります。

後、過去改変で代償もなしに、
リセットするエンドは個人的にあまり好きじゃないです。
それと最近やったゲームと展開が被ってデジャヴりました。
こういう感動系のゲームは結構展開が被ることが多いので、
間隔あけてプレイしたほうがいいですね。


■総括
前半はだらだらとヒロインとの日常描写するだけで面白みはないし、
後半は鬱&怨霊の超展開で微妙でした。
巷では鬱ゲーと評されていますが、
話の流れが唐突だし脈絡もなく、
プレイヤーを置いてけぼりにするので、
全く鬱になりませんでした。
もっと伏線やら整合性やら話の流れやらを
煮詰めて欲しかったです。


…。
悪いところばっか書くのも何なんで
いいところも箇条書き。

OPがよかったです。
歌のサビ部分とか盛り上がります。
BGMも麻枝氏が担当で、作品の雰囲気と非常にマッチしてます。
雪国&田舎の雰囲気は出てました。
タイトル画面がふつくしい。名作の雰囲気が出てます。
背景が綺麗でした。
邦衛親父こと戦士がカッコ良かったです。
牛の世話のシーンで若かりし頃に仙台で体験したファームステイを思い出しました。
柵の中の牛に高速で糞を飛ばされて、通路にいたのに作業着がクソまみれになったのは今でも覚えてます。
あの速度は半端無かった。
えー後は、うーん。ない。
終わり。


以上

同系統のゲームだと、
最近プレイしたsnowやalmaのほうがよかったかな。