1-3巻の感想記事はこちら。

うーん、真相がなんかあれでしたね。
ホラー・サスペンス×ヤンデレものだと思っていたら、
実は超展開の意思エネルギー研究×ヤンデレものだったという感じですかね。

ちょっと突飛すぎて話に置いて行かれました。
のどかさんの万能さ加減、関係者を都合良く毒殺、さらっと会社倒産、
ネット予告動画や呪いのオチ等、
いや無理だろと突っ込みたくなる箇所が多かったので、
細かいことはいいんだよ的なノリで読了しました。

後、動画の殺害ビデオは合成ですか、そうですか。
まあネタ的にオカルト以外のオチとなるとそうするしかないんですが、
この手の予告殺害動画の真相で
「はい合成でした」とか言われてもなんか萎えますね。

ラストの身体分割する終わり方も
なんでそうなるの？と理解不能でちょっとついていけないので
置いてけぼりくらいました。

葉樹ならやってもおかしくないけど、
他の二人もなんで手伝っているんですかねえ（困惑
とりあえず、落下後にロープあったのかよと
思ったのは俺だけじゃないはず。

腹黒な莉子ちゃんや葉樹のヤンデレっぷりも
4巻ではマイルドになっていて尻すぼみな印象。
まあ莉子ちゃんの腹黒な性格や
序盤の理不尽な動画の呪い展開の過程自体は好きでした。


以上

理不尽サスペンス系は話の畳み方が難しいですよね。
結末より過程のほうが面白い場合が大半だし、
人為的トリックだと納得いかないものが多いので
真相は邦画のリングや呪怨、着信アリ等のように
超現象のオカルトオチでもいい気がしないでもないです。