XUSEの『風と大地のページェント 完全版』の感想でも書きますか<挨拶
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昔懐かしのSLGゲー。
終盤のゲームバランスが崩壊気味ですが、
SLG好きなのでぼちぼち楽しめました。
ネタバレ注意



対応OSはwin95/98/meですが、
俺のwin7 64bitでも起動しました。
ただし、数秒ごとに画面が
若干点滅する現象が起こります。
俺はすぐ慣れたので
別に気にならなかったですが、
気にする人もいるかもしれません。

ディスクレス不可。
CG51。回想10。
クチュ音、パンパン音、BGVなし。
ADVパートでセーブ不可。
セーブはSLGパートのみ。
QS/QS、Autoなし。
ボイス連続再生、継続再生機能なし。
テキスト窓透過調整機能なし。
バックログなし。
ウィンドウモードなし。強制フルスクリーン。
テキスト送りはマウスクリックのみ。
ホイール×。エンターキー×。
全15ステージ。
以下、エロシーンの内訳。

■ミズキ
キス、フェラ、騎乗位(ほぼ全裸)
胸揉み、クンニ、フェラ、バック(普段着)
手マン、正常位×3(普段着)

■パステル
バック、騎乗位、パイズリ(普段着)
バック、騎乗位、正常位(普段着)

■カミュ
クンニ、立ちバック×2、フェラ(普段着)
胸揉み、正常位×3(ドレス)

■レイチェル
騎乗位(全裸)

■モモコ
愛撫、背面M字立位(普段着)

■リリア(回想外)
触手
愛撫、杖挿入


はい、XUSEのSLGゲー
『風と大地のページェント 完全版』を崩しました。
シナリオは薄いですが、
戦記モノのSLGゲーに目がないので、
一気にプレイするほど楽しめました。

さて、SLGですが、
各キャラクターの戦闘の役割は

・主人公は2体撃破のアタッカー
・ミズキは回復役
・カミュはモブ各個撃破のアタッカー
・パステルはBOSS戦削り役
・キリィは範囲攻撃の殲滅


役割はこんな感じかな。
主人公は2体撃破のアタッカーです。
ただ、14章でオーディンが手に入るまで
特技を全く覚えないのが玉に瑕。
ただ、14章とラスボス戦は
剣神召喚覇がオーディン装備中で使用可能になるので、
以後は唯一無二の超高火力アタッカーになります。

というか剣神召喚覇が壊れスキルすぎて
一気にバランス崩壊しますよね。
今まで各キャラの火力が500ダメ程度で
最大火力だったパステルの七星閃光剣が
モブ敵の背後をとって1,500ダメ程度だったのに
剣神召喚覇は8,000ダメオーバーとか
ゲームバランスぶっ壊れすぎィ!

まあラスボスのHPが硬すぎるので、
主人公の剣神召喚覇は必須スキルなんですが、
もうちょっと与ダメージとHP調整してほしかったですね。
上記の与ダメージの差から分かる通り、
ラスボス前で一気に主人公以外のアタッカーが
空気になっちゃいましたからね。

ミズキは唯一の回復役で
最初から最後までヒーラーです。
状態異常回復役としても有能。
攻撃力は火力不足なので、
装備は攻撃より知力が上がる武器を
購入して回復に徹しました。
ヒーリング、ヒーリングクロス、ホーリーライトは
かなり重宝しました。

カミュはモブ各個撃破のアタッカーです。
魔法は知力のステータスが中途半端で火力がイマイチなので、
背後から敵の弓を撃つアタッカーが主な役割でした。
ただ、後半になっても攻撃系の範囲攻撃を覚えないため、
イマイチ使い勝手が悪かったです。
もし知力アップの魔法系の武器があれば
範囲攻撃のサンダーグランドが活かせたんですけどね。

パステルはBOSS戦削り役です。
終盤まではステータスが
攻撃も魔法もどっちつかずで
使いづらいユニットでしたが、
12章前後で火力が高い七星閃光剣を覚えてからは
BOSS戦削り役でぼちぼち役に立ちました。
ただ、個別END回収する際は
あまり育てなかったため、戦力外でした。
七星閃光剣を覚えるまで育てなければ使い難いキャラでした。

キリィは範囲攻撃の殲滅係です。
最初から最後まで一番戦闘で活躍しました。
ブレイアブルキャラの味方ユニットが5体で
敵がうじゃうじゃ登場する本作品では
範囲攻撃の力は偉大でしたね。
デスウェイブ、サンダーグランド、フレアーシャワー、煉獄地獄は
かなり重宝しました。

…。
キャラの使用感を長々と書きましたが、
結局、ラスボスに大ダメージを与えられるのは
主人公の剣神召喚覇だけなので、
コツコツレベルを上げてキャラを育てても
ラスボス戦ではあまり意味がないです(直球

ラスボス戦では
主人公の剣神召喚覇は4,000ダメージ程度、
キリィのサンダーレイは500ダメージ程度で
唯一頑張っていましたが、
他キャラはダメージすら通らなかったです。

LV52まで育てたパステルの七星閃光剣が
ダメージが通らなかったのは
そこはかとなく悲しかったです。
ちなみに、1周目のラスボス戦での各ユニットのレベルは
レミエルLV61、キリィLV67、パステルLV52、カミュLV55、ミズキLV57です。

クリアして思ったのは
上述通り、ラスボスにダメージがまともに通るのは
主人公の剣神召喚覇だけなので、
それまでのステージは勝利条件が
特定位置移動 or 特定BOSS撃破の場合、
さっさと移動 or BOSS撃破でクリアしても
全然問題なかったですね。
というわけで、
説明書に「旅は急がば回れ」の助言がありましたが、
別に敵を殲滅しなくても全然いけます(小声


俺は1周目は12-14章以外は毎回敵を殲滅していましたが、
他END回収のために5~6章からsave再開した
周回では勝利条件が特定位置移動 or 特定BOSS撃破の場合、
さっさと移動 or BOSS撃破でクリアしました。
それでも結局ラストは主人公頼りなので、
問題なくクリアできました。

ちなみに、2周目のラスボス戦での各ユニットのレベルは
レミエルLV62、キリィLV67、パステルLV42、カミュLV58、ミズキLV51です。
1周目のデータと比べても
パステル以外、レベル差はなかったので、
どうやら勝利条件が特定位置移動 or 特定BOSS撃破のステージでは
さっさと移動 or BOSS撃破でもいけますね。

ラスボス戦は
前述通り、主人公の剣神召喚覇連打で撃破しました。
ラスボスは状態異常が有効なので、
S/Lで状態異常がかかるまでリロードして
プリザードで凍結あるいは
サンダーレイで麻痺させれば、
ダメージ受けずに完殺余裕です。

まあ状態異常耐性があったら
まず勝てないほどラスボスの火力が高すぎなので、
ぶっちゃけパワーバランスがおかしいです。
それにラスボスを凍結や麻痺等の状態異常にしないと
毎ターン味方のHPを一定ダメージ&MP0にしてくることがあるので、
敵を状態異常で完殺しろと言っているようなもんですね。

他。メモ。
ステージ12の鎌のモブ敵はHPも攻撃力も高いので、
各個撃破する前に全滅必死なので、
モモコを一点突破で総攻撃してクリアすると楽です。

ステージ14の拠点突入前が最後の売店地点なので、
お金はそこで全部使い切るべし。
俺は装備最強にして
アイテムはMP回復と異常全回復、ステUP系を買いだめました。
ただ、ラスボス戦でも
MP回復はクリスタル10個もあれば十分だし
買い込んだHP・MPステUP系もあまり意味がなかったので、
別に買い溜める必要もなかったかな。


次、シナリオ関連。
作風はFEや詩篇、幻燐のような
硬派な雰囲気の戦記モノでした。
ただ、SLGがメインなので、
各大国間の説明や世界観設定はざっくり気味です。
また、味方キャラは個性的でしたが、
敵キャラは印象薄かったです。
敵味方問わず、ADVパートが
全体的にはしょり気味だったかな。

各ENDに関しては
どのルートもラスボス撃破後に
何故か鬱々とした重い展開があるので、
ちょっと反応に困りました。
ぶっちゃけ3ルートともエピローグで
わざわざその展開いる?と思いました(小声
まあどのルートも救済されるので、
読後感は悪くないです。

そういえば、
冒頭のソフィアのエピソードは
いかにも重要そうなシーンと思わせておいて
実は主人公が悪を憎み平和を望むきっかけ程度で
話にほとんど絡んでこなかったのは拍子抜けしました。

次、恋愛関連。
恋愛要素は幼馴染のミズキ以外は描写不足すぎて
いきなし脈絡もなく初H突入するので、
違和感しかないです(直球
いつ好きになったの?感が否めないですね。
キャライベントが少なく、エピローグも短いので、
ミズキルートのみの一本道でもいいレベルでした。


周回後の残り2ルート回収のために
合わせて大体5~6時間程度かかりますが、
未読テキストは数回のキャライベントと
ラストのエピローグだけなので、
各15分くらいしかないです。
このためだけに同MAPのSLGを
やり直す作業は正直面倒でした。

次、リリアについて。
リリアに関しては
今まで散々敵対していたわりに
主人公の捨て身の説得で
あっさり寝返ったので反応に困りましたね。
改心するも速攻で退場してこれまた反応に(以下同文
涙腺崩壊展開にしたかったようですが、
直前に主人公の養父が殺されていたので、
俺は因果応報にしか思えませんでした(辛辣

上記展開のせいでリリアが退場して
ビシャリス絶許と思わせることが狙いのはずなのに、
リリアに対する同情要素が
薄まってしまった感が否めなかったです。
そのわりにどのルートのエピローグでも
登場するほど扱いがいいんですよね。
設定的には美味しいポジションだからですかね。
まあビシャリス絶許展開になったとしても、
その後のビシャリスの扱いが…なので、結局盛り上がらないか。

次、UI周り。
システムは既読スキップないですが、
周回はどうせ未読は選択肢分岐後の
キャライベントとエピローグだけなので、
特に問題なかったです。
ただ、オートスキップ自体ないので、
既読イベントでctrlを常時押す必要があるのは地味に面倒でした。

後、戦闘速度はctrlを常時押すより若干遅いので、
戦闘でも最速進行するなら、
ctrlを常時押す必要があるのは地味に面倒でした。
MAPにNPCが多いゲームなので、
もっと戦闘速度上げてほしかったですね。
NPCのターンと敵のターンの間で
いちいち1クッションあって
毎回クリックを押す必要があるのも
地味に面倒でした。


また、フルスクリーン固定なので、
NPCや敵の行動が多いゲームなのに、
ながらプレイができないのも玉に瑕。
まあこのゲームはMAP画面が大きくないと操作しにくいので、
結局、ウィンドウモードがあったとしても
フルスクリーンでプレイすることになりそうですが。

最後にエロ関連。
回想内訳から分かる通り、
シーン数が9と少なく、
尺も大して長くないです。
ただ、シーン数が少ないだけあって
1シーンでCGを数枚惜しげもなく
使っていたのはよかったです。


以上

久しぶりに積みゲー崩しの
ビッグウェイブがきているので、
引き続きどんどん崩そうそうしよう。