SAGA PLANETSの『罪と罰』の感想でも書きますか<挨拶



サガプラの裁判ゲー。
※ネタバレ注意



対応OSはwin95/98ですが、
俺のwin10 64bitでも普通に起動しました。

ディスクレス可。
CG90。回想はエロシーンなしも収録。
クチュ音、パンパン音、BGVなし。
ボイスは女性キャラのみフルボイス。
ボイス継続再生、連続再生機能なし。
バックログなし。
スキップはctrlのオールスキップのみですが超速です。
テキスト送りはホイール✕、エンターキー・クリック進行○。
以下、簡易シーン内訳。

■万里
・主
地下法廷、自慰(制服)
地下拷問室、AV見ながらバイブで自慰(全裸)
地下拷問室、フェラ(全裸)
地下拷問室、バック(全裸)

・主以外
屋上、下着見せて男生徒に自慰させる(制服、男生徒)


■明日香
・主
トイレ、立ちバック(全裸)

・主以外
女患者の入浴補助、胸や秘部を触らせられる(ナース服、小百合)
室内、背面M字座位(ナース服、院長)
室内、インポ男に手コキ(ナース服、インポ男)
室内、レズ、バイブ(ナースキャップのみ、未亡人)
室内、胸揉み/椅子固定拘束、ぶっかけ、アナル弄り(全裸、医学生達)


■良絵
・主
縄拘束、鞭打ち、フェラ/バック、クンニ(全裸、女音楽教師)

・主以外
前転練習、竹刀で体罰、竹刀で秘部当て(体操着、女体育教師)
女体育教師に体操着を着させてローター挿れてランニング(制服、女体育教師)
女音楽教師を脱がせて秘部にマイク挿入(下着、女音楽教師)
囚人慰問、自慰、フェラ(全裸、囚人達)
下校中、痴漢(制服、痴漢男)


■香澄
・主
拷問室、フェラ/正常位/拘束目隠しギャグボール、バイブ、アナル挿入(全裸)

・主以外
教室で男女の情事を見て自慰(制服)
拷問室、3人でレズ(全裸、女生徒×2)


■小百合
・主
拷問室、拘束、2穴蝋燭/2穴媚薬注入(ボンデージ)
拷問室、三角木馬/正常位(全裸)

・主以外
自室、バイブ自慰(制服)
自室、メイドにバイブ、クンニさせる(半裸)
風呂、シャワーで自慰(全裸)
病院、明日香が手マン、小百合放尿(病院服)
食堂で母乳配り/乳吸い、正常位(裸エプロン、囚人達)


■エミリ
・主
拷問室、フェラ、寝バック(レッスン着)/片脚上げ挿入(全裸)

・主以外
まんぐり挿入1(半裸、審査員)
まんぐり挿入2(半裸、審査員)
騎馬戦バイブ/騎馬戦挿入(半裸、男)
ストリップ撮影会、自慰/フェラ、手コキ/フェラ、立ちバック(制服、男達)


■渚
・主
パイズリフェラ/立ちバック/まんぐり挿入(半裸)
正常位(全裸)


■他
・主以外
陵辱、アナルバック、主:覗き見(全裸、モブ女、モブ男)
立ちバック、香澄:覗き見(テニスウェア、モブ女生徒、モブ男教師)
立ちバック(全裸、校長)
レズ、香澄:覗き見(女生徒達)
楽屋、立ちバック、エミリ:目撃(半裸、モブ女アイドル、モブ男俳優)
放送中にエミリがタオルを捲ってしまいモブ女の乳が出るハプニング(タオル、モブ女)


はい、サガプラの裁判ゲー『罪と罰』です。
今のサガプラでは考えられないような作風ですね。
さて、シナリオですが、
パッケージから分かる通り、
理不尽に女キャラを裁判にかけて
恥辱にもっていく裁判体験ゲーでしたね。
キャラによっては自業自得な場合もありました。

ただ、裁判設定に関しては
裁判にかけられるキャラを選択して
速攻で裁判シーンに変わるので、
女キャラはヤられ要因のモブキャラ感が否めませんでしたね。
主人公が直接調査したり、交流したり、罠にかけたりせず、
毎回、裁判シーンからスタートするので、
途中からワンパターン化して
流れ作業みたいになってしまうのが玉に瑕。

主人公と関わりのあるキャラは義妹の渚だけで
他の6人は裁判ごとにぽっと出して
裁判が終わると裁かれたキャラはそのまま退場するので、
キャラ同士の横のつながりもほとんどないです。
個別ENDも渚のみで他は全部バッドのみです。
自分から裏裁判にきた小百合や裏がある良絵あたりは
他キャラと比べると面白い設定だっただけに
もうちょっと話に関わってほしかったですね。

エロシーンは
シーン数はぼちぼちありますが、
さすがに古い作品なので、
絵柄古め、尺短め、塗り濃い目、差分ほぼなし、
実用性はほとんどないですね。

裁判システムは
間違えた選択肢を選んでしまうと
バッドエンドになってしまい、
結局、総当たりみたいな感じになってしまいますが、
タイトルのキャラクター別攻略で
キャラごとの裁判シーンを選べるので、
シーン回収が効率的にできたのはよかったです。

最後にメインシナリオともいえる
主人公と渚の話についてぐちぐち書きなぐりますかね。
とりあえず、クリアして第一声で思ったのは
主人公が義妹の渚に対して恋愛感情があり、
禁断の扉を開きたいとか言い出して裁判にかけようとするんですが、
これさすがに過程をすっ飛ばしすぎということですかね。
今までの渚に対する描写は家族としての愛情だったのに、
急に葛藤も脈絡もなく思考がぶっ飛んでいるため、
逆にびっくりしました。

非日常の裏裁判によって、
倫理観が崩壊したのはわかるんですが、
もうちょっと段階ごとに渚に対して心情が変化する
イベントを合間に入れてほしかったです。

まあそもそも主人公が裏裁判に
参加する流れ自体もかなり雑なので、
全体的に過程すっ飛ばしてるんですよね。
主人公には最愛の義妹がいるんだから、
義妹を盾に脅される描写をいれるだけで
説得力変わるんですけどね。

後、渚エンドとバッドエンドで
物語の核とも言える渚の両親の死の原因になった
過去の設定や主人公の渚に対する想い自体を
変えてしまうのはどうなんですかね…。
そこを変えてしまうと主人公の内面的造形が著しくブレるので、
一気に茶番というか真面目に読む気が失せるんですよね。

いやだって
渚エンドだと
タバコを草むらに捨てて渚の家に引火してしまい
家の住民を助けるために渚を救ったことになっているんですが、
バッドエンドだと
盗んだバイクを空き地へ持ち込み、証拠隠滅のために放火したら、
隣にある渚の家に引火。
その時に幼い渚が窓から放火しているところを見ていたので、
証拠隠滅のために渚を火の中から救出せずに殺そうとするも
人が集まってきて証拠隠滅に失敗したってことになってるんですよ。

この正反対になる設定だけで
なにこれぇ?って困惑してしまったのは俺だけではないはず。
その他にもバッドエンドだと、
主人公が寝ている渚の髪やパジャマに
ぶっかけしていたことが判明しますが、
上述通り、ルート分岐で過去の設定自体変わっているので、
あれって渚エンドだとやってないのかな?
もしやっていたら結構台無しなんですが…。
贖罪云々もバッドの養ってやった!が
主人公の本心だとしたら全然印象が変わるしなあ。

まあ人間なんて一歩間違えたら、
愛情が情欲に裏返るということで
どちらのエンドになってもわからなくもないですが、
やっぱり過去設定自体をちゃぶ台返しされると
なんでもありになっちゃうので、
そこは統一してほしかったですね。

過去設定が同じなら、
主人公の理性が働いた場合は渚エンド、
倫理観が崩壊した場合はバッドエンドで
わかりやすかったんですがね。
放火の顛末は主人公自身にしかわからないので、
実はバッドエンドの真相が事実で、
取り繕っていた可能性もなくはないですが、
それだとなんか主人公の渚に対する想いが一気に薄っぺらくなるので
どちらにしろなんだかすっきりしない模様。